顧客の囲い込みはNG | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2011年10月6日木曜日

顧客の囲い込みはNG

いつからか、「顧客を囲い込もう」という話に違和感を感じるようになりました。BtoBビジネスとしてどちらが正解かは正直分かりませんが、自分としては顧客の囲い込みという発想はNGだと思います。

顧客の囲い込みはNG

効果が薄く反感を買う囲い込み

お客様は「いい製品」、「いい情報」、「いい会社」を自由に探したいはずです。企業がどんなにお客様を囲い込もうとしても、その意図が伝わってしまったら、反感を買う可能性が少なからずあります。これだけインターネットで自由に情報が入手できる時代に、お客様を囲い込んで自社に有利な情報だけを伝えられると考える方が不自然です。自社が持つ有益な情報はなるべくオープンに公開し自由に情報にアクセスできるようにする事がコミュニケーション戦略の基本です。情報格差を利用するよりも、情報共有による顧客とのコラボレーションに移行した方が高付加価値を生み出せる可能性が高いと思います。当然、既存のお客様の企業秘密や差別化につながるような情報は公開すべきではありません。そして自社のノウハウ・技術でブラックボックスにすべき情報があることも事実です。しかし、でき得る限り情報をオープンにすることは価値が高いと思います。自分自身もセミナーで知ってる事はオープンに話します。話して失われる優位性ならばその程度だと思いもっと学び続けてレベルアップしたいと思います。

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