生産財は疑似体験でチャンスをつかめ | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年1月17日火曜日

生産財は疑似体験でチャンスをつかめ

お客様に最も伝わる最強の営業ツールはなんだと思いますか?


疑似体験で差をつける

それは実際に製品やサービスを使って頂くことです。それも正しく使用することでメリットを実感して頂くことでだと思います。「なんだ当たり前じゃないか。」というツッコミが入りそうですね。「それができれば苦労しないよ」と考えますか?・・・そうですよね。そう思うのが普通だと思います。しかし多くの人がそう考えるからこそ、そこにチャンスがあると私は考えます。製品やサービスを使って頂くのが難しいなら疑似体験をして頂きましょう。デモ機貸出やサンプル提供、お試し版ダウンロードなど擬似体験が比較的容易な業界よりも、そういう擬似体験が難しい業界ほどあきらめずに徹底的に知恵を絞って欲しいのです。特に大きな予算を使えない中小企業こそ工夫して欲しいと思います。擬似体験の仕組みを作ることができれば、お客様が御社の製品やサービスの良さをより実感し採用の確率も上がります。

擬似体験ツール

  •  サンプル
  •  デモ機
  •  工場見学
  •  ショールーム
  •  セミナー
  •  メルマガ
  •  成功事例
  •  採用実績
  •  製品紹介の動画
  •  商談展示会

疑似体験のほかの手段

それでは逆にお客様に伝わりにくいコミュニケーションツールはなんでしょうか?私は文章だと思います。e-mailの文章では伝わらなかったことが写真や図で簡単に伝わった経験がありませんか?さらに動画だともっと伝わると思います。音声があるとさらに良くわかりますよね。手触りや場合によっては匂いなども効果的な情報だと思います。このなかで動画はまだ生産財業界ではうまく活用しきれてないので、工夫次第で効果が期待できお勧めです。また動画と並んでお勧めは成功事例やメルマガなどのお役立ち情報です。これらの情報はWebサイト、カタログ、メールマガジン、ダイレクトメール、営業トークなどに展開が可能なのでキラーコンテンツを作れば効果が大きいのです。作るよりも売ることが難しい時だからこそ徹底的に擬似体験できる仕組みを考える価値があると思います。

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