やりっぱなしが一番の無駄 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年7月3日火曜日

やりっぱなしが一番の無駄

あなたも貴重なマーケティング予算を有効に使いたいと広告宣伝費のコストダウンに努めてるのではありませんか?広告費、カタログ印刷代、展示会装飾費、Web製作費・・・・しかしコストにシビアな企業でも大きな無駄をそのままにしてます。それは販促や宣伝のやりっぱなしです。



無駄の大きな名刺獲得コスト

典型的な例は展示会で集めた名刺です。多くの企業が展示会で集めた名刺を有効活用できてないのです。お礼状を出して営業マンがフォローをすると思います。商談につながればいいのですが、多くの案件はそれっきりなのです。またWebサイトからの引合を活用しようとDBを構築したものの、その後は引合情報を溜め込むだけ・・・ということもありました。生産財では一度のコンタクトで商談が決まるということは稀です。だから、宣伝や販促をやりっぱなしにしないことが大切です。見込み客には定期的にメールマガジンで情報提供をしたり、新製品や各種キャンペーンのDMを行ったり、セミナーや工場見学に招待したり・・・様々な角度で関係を継続することが大切です。(当然、一方的な売り込みはかえって逆効果です。)

コストダウンより効果の最大化

費用のコストダウンも大切ですが、長期スパンで考えた効果の最大化はもっと大切です。そのためには顧客の行動履歴の収集と分析が効果的です。それまでバラバラだった宣伝や販促の交換関係がつかめ、相乗効果を上げるための有益な情報がつかめます。難しい話ではありません。しかし、そのためには多くの時間、コスト、労力がかかります。そして時間をかけて見込み客とコミュニケーションすることでジワジワと効果が出てくるものです。コミュニケーションは営業マンだけではありません。広告、Webサイト、ブログ、Facebook、Twitter、DM、セミナー、イベント・・・すべての総合力です。効果が出るまで継続するのは難しいですが、できれば大きな財産になります。

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