QCDが大切なのに・・・価格と納期がわからない。 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年7月29日日曜日

QCDが大切なのに・・・価格と納期がわからない。

製造業ではとてもQCDを大切にしてます。いまさらQCD?と思われるかもしれませんね。しかし、Webマーケティングに力を入れる製造業にもWebサイトに価格と納期情報がないことがあります。


コストと納期をオープンにできない理由

製品やサービスの購入を検討する時はユーザーは、独自の判断基準を持って他社と比較検討しながら、良いものを早く安く仕入れるためにQCDを参考に検討をします。なぜWebサイトに価格と納期を入れないのでしょうか?それは価格や納期を案件ごとに判断しており、価格や納期について一貫した方針を持たないからです。すべてがそうだとは言いませんが、案件ごとの個別対応の積み重ねがコスト・納期をオープンにできない原因だと思います。

営業による個別対応に依存

そしてコスト・納期がオープンにできないから価格や納期情報は営業による個別対応に頼ることになります。情報収集段階の見込み客にとっては「大体どのくらいの価格なのか?」「ざっと納期はどのくらいかかるのか?」Webサイトで確認できないと不便で検討が難しくなります。

勘と経験に頼らない明確な方針を作る

数量や納期に対する基本方針があれば、Webサイトに概算価格や納期を載せることも可能になります。受託開発専門の会社などは価格・納期の提示は困難だと思います。その場合はこれまでの実績や技術力をアピールすることが大切です。

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