カンバン方式のワークショップで学んだこと | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年10月12日金曜日

カンバン方式のワークショップで学んだこと

もう大分昔のことですがトヨタ自動車のカンバン方式を学ぶために1泊2日の研修を受けたことがあります。理論を学ぶだけでなく疑似生産ラインの改善をゲーム形式で行うワークショップを行い、身を持って製造業の改善活動の難しさと面白さを疑似体験した研修でした。

継続は宝なり

マーケティング活動も継続は宝なり

その時に講師の先生が「継続は力なりというがトヨタでは継続は宝なりという。それだけこだわり終わることなく改善し続けてる」とおっしゃったことが印象に残ってます。これはマーケティング活動にも通じる真理です。展示会出展や広告活動、広報活動、Webサイトの改善などすべてにおいて継続し続ける企業には強い意志があります。そして多くの場合、蓄積された実績が大きな財産・力となります。

スポットの宣伝では思い出してもらえない

その反面、思わぬ利益が上がった時に予算をたくさん使いスポット的に大々的な宣伝活動を行う企業もあります。しかし、概ね長い時間でみると成果は乏しいケースが多いように思います。BtoB特に生産財はユーザーとの取引が長期間にわたり新規取引の検討も慎重に行われ、製品のスペックのみならず供給体制、資金力など企業力も含め吟味されることが多いので、より一貫性を持った継続した宣伝活動が重要になります。

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