新規開拓は種まきから | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年9月9日月曜日

新規開拓は種まきから

久しぶりに趣味の野菜作りをしました。ボランティア団体で管理する畑で共同で30種類以上の野菜を育て、取れた野菜を参加メンバーで分け、時には近所の介護施設に提供してます。

新規開拓は種まきから


夏野菜のトマトを撤収して、冬に備え大根とカブの種を植えました。なんで急に野菜作りの話を書いたかというと、「新規開拓」を「種を植える」ことに例えて説明しようと思ったからです。自生する植物は種を自分で蒔くことはしません。自然に落下したり、風に運んでもらったり、動物に運んでもらいます。種が落ちても動物に種を食べられたり、土がないこともあり発芽率も高くありません。種まきは温度、湿度、栄養の揃った育ちやすいタイミングに行います。そして種を植える深さ、一度に植える種の数、虫や鳥対策など何度も試行錯誤して見つけられた効率的な種植えのパターンで植えるのです。新規開拓も似てると思います。自然に注文が入ることを待っても案件発生率は低く運任せです。数少ない案件も相見積やひやかしなどで成約に結び付くのはごく僅かです。新規開拓は計画的にターゲットを決めいろんな方法を試し、少しずつノウハウをためて精度を上げるのです。いつまでも同じ方法を繰り返してはジリ貧になります。上手くいく企業は同じことを繰り返してるように見えても実は小さな工夫や改善でトライアンドエラーを繰り返してます。環境が変わり続けるのに、淡々といつもと同じ新規開拓をしていないか?新しい種まき方法はないのか?時には振り返ってもいいと思います。

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