言葉の揺れに気をつける | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年11月19日火曜日

言葉の揺れに気をつける

おはようございます。
昨日はWebサイトの原稿を用意しましたが、新規のクライアント様から頂いた原稿をチェックしたところ言葉の揺れが多く、表記の統一に手間取りました。自社でWebサイトを作るときや制作会社に原稿を渡すときに気をつけた方がいいことを紹介します。

言葉の揺れに気をつける

表記の統一は基本中の基本

Webサイトに限らず言葉の揺れは文章を分かりにくくします。ユーザーが理解しやすい文章でないと、アクセスしてもらっても最後まで読まれません。生産財で例えると「センサ」「センサー」「モーター」「モータ」など音引きの扱いをどうするか事前にルールを決めましょう。また「セルフチェック」「セルフ・チェック」のように「・」の扱いも気にしたほうがいいでしょう。それから意外と多いのが会社名や商品名の表記の不統一です。文章中に出る名称がその都度違うと、それが同じものなのか違うものなのか迷います。特に省略した表記と正式名称を併用する場合は初めに*コスモブレインズ(以後”コスモ”と表記)などのように一言説明しておきます。

英数文字は半角に

英数文字の扱いも間違いが多くあります。例えば「RS232」「RS232」「ISO14001」「ISO14001」などのように全角と半角が交ざった原稿を時々見ますが、英数文字は半角に統一しましょう。英数の場合意味は通りますが、全角と半角表記が交ざると仕上がりが汚くなります。

SEOを気にしすぎない

ものすごく古い話ですが、SEOに効果的な手法として文章にキーワードをちりばめることが吹聴されました。そのためキーワードを無理やり盛り込む文章を書く人がいます。キーワードを詰め込もうと欲張った結果、意味の分かりにくい文章になるばかりか、SEO効果も見込めません。まずはユーザーに分かりやすい親切な原稿が第一です。

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