Webサイトのゴールを考えるときの注意点 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年12月25日水曜日

Webサイトのゴールを考えるときの注意点

おはようございます。
Webサイトのゴールは「お問い合わせ」1つではなく、きめ細やかにユーザーニーズに合わせて複数用意する必要があります。ゴールを細分化することで引合いが増えるケースが多いのです。しかし、それだけで効果が出ないときは注意が必要です。ゴールを増やしたことがかえってユーザーを迷わせるかもしれません。

Webサイトのゴールを考えるときの注意点

多すぎるゴールは選びにくい

Webサイトの問合せページを開くと「見積り希望」「営業マン来社希望」「技術についてのお問い合わせ」「デモ機貸出について」「資料請求希望」・・・・・とたくさんのメニューが出てくるWebサイトがあります。多くのゴールを用意することは悪くないのですが、ゴールが多すぎるとかえって選びづらいことがあります。ゴールをたくさん用意する場合、ゴールに優先順位をつける必要があります。商談率の高いゴール、契約につながりやすいゴールを優先するのです。

コンテンツからゴールへのシナリオをつくる

ゴールに優先順位をつけたら、コンテンツからゴールへのシナリオを考えます。ページを読み終えたときに、自然にゴールページに進めるようにするのです。例えば事例紹介ページの最後に「事例集のご請求はこちら」とお勧めしたり、技術紹介の記事の最後に「技術についてのご相談はこちら」とユーザーに案内するのです。記事を最後まで読み終えた人が次に何を望むのか?考えるのです。記事にあってないゴールは返って邪魔になるので、ゴールは記事に合ったものだけに絞り込みます。

ゴールへの手順はなるべく短くシンプルに

何回もクリックしなければ申し込めないWebサイトがたまにあります。離脱率が高いゴールは見直す必要があります。実際に自分で申し込むと煩わしさがよく理解できます。無駄な工程はないか見直す必要があります。また、いきなり申込画面に誘導する極端なショートカットも注意が必要です。説明不足のまま強引に申込に誘導しても成果は上がりません。必要な説明を見てもらったところに申込ボタンがあるのが自然な流れです。

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