見込み客DBで潜在顧客のニーズを見える化する | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年1月22日水曜日

見込み客DBで潜在顧客のニーズを見える化する

おはようございます。
見込み客の顕在化にはDB活用が役立ちます。本格的なDBを導入するもよし、accessでDBを作ってもいいと思いますが、見込客DBにデータを蓄積して情報分析するとニーズの見える化が進みます。そのステップは3段階です。

見込み客DBで潜在顧客のニーズを見える化する

見込み客をDBに入力する

最初のステップは見込み客をデータベースに登録することです。カタログ請求、見積もり依頼、デモ機貸出など見込み客情報を継続的に集めます。オーソドックスな方法としては見本市への出展やWebサイトの活用、情報サイトの活用、専門誌や新聞の活用があります。生産財業界でも計画的に見込み客づくりに取り組めば1年間で1,000名を超えるリストを集めることも可能です。10年以上宣伝活動してる企業なら10,000以上の見込み客データを保有するケースも稀ではありません。

見込み客に接触し反応を記録する

見込み客は集めたら継続的に接触して反応を記録します。新製品の案内、セミナーへの招待、キャンペーンのお知らせや、役に立つ技術情報、事例の紹介などセールス情報だけでなくお役立ち情報もバランスよく提供してコミュニケーションを取ります。営業の訪問情報など見込み客との接触情報は多く集めることが大切です。そして、反応はすべて記録します。

データを分析してニーズを見える化する

見込み客DBに集めたユーザーの行動履歴を分析することで効果的な販売促進のヒントが見つかります。ユーザーがどんな情報に反応したかが分かるので、ユーザーの持つ興味・関心に焦点を絞り、次の打ち手が打てるようになります。反対に見込み客に嫌われたり、効果のない販促に気づけ、マイナスの宣伝を続けるリスクを防げます。

まとめ

見込み客DB活用は御社に対してのユーザーの行動を一つ一つ紐づけて、ニーズを見える化することができます。展示会やWeb、ダイレクトメール、その場限りの対応と分析では見つからない隠れたニーズやヒントが見つかります。

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