顧客データをセールスに活用しない!? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年4月2日水曜日

顧客データをセールスに活用しない!?

おはようございます。
今日は何を書こうか?なかなかテーマが決まりません。毎日ブログを書くとたまにこういう日もあります。思いつくまま何か書いてみようと思います。

顧客データをセールスに活用しないという選択

情報の5S活動にはデータの蓄積が欠かせない

製造業で重視される5S活動はマーケティングにも応用できます。顧客とのコミュニケーションに5Sを応用するのに情報の5S活動は役立ちます。

情報の5S活動とは

  1. 整理・・・「いる情報」と「いらない情報」を分け「いらない情報」は捨てる
  2. 整頓・・・「必要な情報」を「必要な人」に「必要なタイミング」で渡す
  3. 清掃・・・きれいにデザインする。日常的に情報を更新する
  4. 清潔・・・整理・整頓・清掃の状態を維持する
  5. しつけ・・・整理・整頓・清掃についてのルールを守らせる
このなかでもマーケティングにとって特に重要なのが情報の整理整頓です。

必要な人に必要な情報を必要なタイミングで届ける

そのために顧客DBにデータを蓄積するのです。お客様のことをよく知れば知るほど適切な対応ができるのです。顧客DBにはこれまでの注文履歴、サポート履歴、訪問履歴、問合せ履歴、トラブル情報、相談内容を蓄積しているはずです。そのデータは顧客へ有益なサービスを提供するために使うことができれば長期的な見返りは大きいと思います。しかし、これまでのBtoBマーケティングではセールスへの活用を目的として顧客情報の蓄積が行われてきました。それを否定するのではありませんが、せっかくの顧客情報は顧客のために使用したほうが双方にとって好ましいと思います。売り込みを歓迎するユーザーは多くありません。むしろ売り込みを嫌う人が年々増えているのです。それなのに顧客データを利用して売り込み続けたら大きなマイナスになりかねません。数多く送られてくるダイレクトメール、メールマガジン、電話セールスでうんざりしているユーザーにさらに追い打ちをかけることのないように、必要な人に、必要な情報を、必要なタイミングで届けるために顧客データの蓄積は欠かせません。

まとめ

私は顧客DBをセールスに使わないことにチャレンジしています。理想は必要なときに必要な情報を届け役に立つことです。そして結果(仕事)は後からついてくると考えています。

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