アピール下手でもできる集客方法の考え方 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年4月28日月曜日

アピール下手でもできる集客方法の考え方

おはようございます。
ゴールデンウィークがはじまりましたね。今日はお休みさせていただいていますが、平日なのでブログは更新します。今日はこれまでのブログを元に記事を再構成して書き直しています。

アピール下手でもできる集客方法の考え方

広告で差別化はできない

広告で差別化しようとしても思うように成果が出てないことはありませんか?例えば・・・
  • SEOでライバルよりも検索エンジンの上位表示を狙う
  • リスティングやソーシャルメディアを活用する
  • 雑誌広告や新聞広告で注目されるグラフィックデザインで勝負する
  • 広告代理店の提案でメディアミックスによる差別化する
いろいろ手を打ったけど成果が上がらないときは根本から見直しましょう。本業での差別化ができてないのに、広告で差別化しようとしてませんか?広告での差別化は多くの場合失敗に終わります。広告は差別化を伝えるためのツールです。本業で強みを持っていればライバルと同じメディアで広告すればよく、広告での差別化なんて必要ありません。普通に広告すれば効果が出るのです。私が強みやこだわりとライバルとの違いを聞くのはそのためです。「ユーザーが御社を選ぶ理由は何ですか?」広告・宣伝で困ったときは根本にかえってみてはいかがでしょうか。

広告は「ありのまま」を伝える

広告はハッタリだったり、誇張だと考える人もいるかもしれません。誇大広告で一時的には上手くいくかもしれません。でも長い目で見るとユーザーの信頼は得られないと思います。すぐには結果が出ないかもしれませんが、「ありのまま」を見てもらうことが大事だと思います。時には思いもよらぬ評価をいただき戸惑ったり、またある時は厳しい評価に落ち込むこともあるかもしれません。しかし、それがまっとうな商売だと思います。市場の評価をもとに製品や技術に磨きをかけて実力を上げる、そして市場にフィードバックする。そのくり返しが製造業を鍛えるのです。広告はありのままの力を伝えることが大事です。

当たり前のことも伝える

広告には自社の強みが大切ですが、それと同時に当たり前のことを伝えるのも大切です。自分では気が付かなくともお客様からすると「それいいなあ!」と感じることがあるものです。すごく親切だったり、便利だったり・・・気が利いてることです。その対応をWebサイトでキチンとPRしたらいいと思います。「そんな特別なことじゃないですよ。」ということがかえって好感をもたれたりするのです。自分にとっては当たり前のことで、別にアピールするほどのものではないと思うかもしれません。しかし、取引もなく面識もないユーザーにとってはとても親切に感じることが多いのです。
  • 初めてで知識もないけど嫌がられないかな?
  • 予算が厳しいけど相談に乗ってもらえるかな?
  • 設置が難しそうだけど対応してもらえるのかな?
  • カスタムに対応してもらえるかな?
  • 発注も決めてないのに相談してもいいのなか?
  • 仕事も出せるかわからないのに見積もり頼みづらいな。
  • 小口注文してもいいのかな?
  • デモをみたいけど図々しいと思われないかな?・・・・
お客様が想像もしないようなことを考えたり、遠慮することがあります。その反対に要求が予想以上にキツイこともあります。どちらのケースも感覚や常識のズレが原因です。感覚のズレは事前になくすことは難しいと思います。だから最初からできること、してることをしっかり書いてあげることがお客様の不安を和らげることにつながります。(もし一見さんお断りならはっきりそう書くべきです。) できないこと、しないこともなるべく丁寧に書いてあげることが大切だと思います。

広報活動こそ継続は力なり

広報活動も広告と同様重要な集客手段です。正しい広報を学び実践し、自社のことを知ってもらうには多くの広報ノウハウを学ぶ必要があります。ニュースリリースの書き方、配布先や配信方法(郵送、メール、記者発表会)それから配信ルート(自社、広報会社、広告代理店、ニュースリリース配信サービス)も調べなくてはなりません。そして広報活動で最も大切なことは【継続】と【一貫性】です。仮にニュースリリース配信で記事が掲載されなくとも広報活動は継続して続けなくてはならないのです。広報活動はメディアに対して正しく自社のことを理解して頂き興味を持ってもらうことが大切です。その結果としてメディアに記事が取り上げられるのだと思います。だから定期的にニュースリリースを配信できるように戦略立て、編集者への継続的な案内で認知度向上を目指し、自社への理解を深めてもらうことが大切です。反対に「宣伝費0の広告として記事を利用してやろう。」という考えの企業は編集部には嫌われるものです。目を引くテクニックやトリッキーな話題づくりなどは心ある編集者の目から見れば歓迎されないと思います。1度や2度はそれでおいしい思いができたとしても長続きはしません。自分だけ良ければという姿勢は伝わってしまうものです。

まとめ

製造業は営業が苦手でアピール下手な企業が多いように感じています。しかし、そういった企業に合った集客方法があると思います。アピール下手でもできる集客テクニックに頼らない方法です。

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