だましは営業テクニックではない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年5月14日水曜日

だましは営業テクニックではない

おはようございます。
昨日、「Webサイトを拝見して連絡させて頂きました」と電話がかかってきました。丁寧な感じの電話で「どんな相談なんだろう?」「サイト改善に困っているのかな」「アクセス対策に困っているのかな?」「少しでも役に立てたらいいな」と思って話を伺うと・・・マッチングサイトを運営しており新規開拓にご興味がございませんか?・・・という売込みでした。自分も営業をしていたので売込み自体は認めているのですが、だまされたみたいでいい気持ちはしませんでした。

だましは営業テクニックではない

問合せを装っての売り込みはNG

時々、Webサイトの問合せフォームを使って売り込みをする会社がありますが、個人的にはあまり好きになれません。問合せフォームは製品やサービスに対するお問い合わせや相談をするためのものです。今回の電話もそうですが、問合せを装っての売り込みには共感も持てなければ、信頼もできません。売り込まれることは好きではありませんが、だましやごまかしのようなことをせず堂々とセールスしてもらった方が何倍も好感度は高いのです。お取引する会社様とはできたら、いいお付き合いを長くしたいと思っているのでそういうことにはすごくシビアです。お電話をいただいて会社名を聞いたらすぐに会社名検索して何をしている企業様かな?と少しでも役に立とうと真剣にお問い合わせに対応しているので、だまされたと感じると余計嫌になるのです。

メリットだけでなくデメリットも伝える

メリット面ばかりを強調するセールスもあまり好きではありません。多くのサービスにはメリットもあればデメリットもあるのが自然です。双方を知ってもらったうえで採用してもらわなければ後々トラブルになりかねません。セールスをする上でマイナス情報は極力隠したくなるかもしれませんが、いいことを言って契約をとっても使っていくうちに悪いことも分かります。なるべくオープンに情報を公開して納得してもらうことが大切なのではないでしょうか?

相手の会社を勉強しておく

一方的に売り込みをするセールスには営業先のことを調べずに自社製品のことばかりアピールする人が多いように感じます。電話営業をするにしても事前にWebサイトを見てどんな会社でどのようなニーズがありそうか仮説を立てたうえで売り込みをしたほうが商談の可能性も高まると思うのですが、一方的に電話営業するセールスには下調べをきちんとしたうえで連絡する人はほとんどいないように思います。

まとめ

本当に電話営業は難しくリスクの高い手法になっているのに従来通りのPush営業を続けている会社がまだあるようです。反面教師にして失礼のない対応をするよう精進したいと思います。

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