CMSなのに更新されないWebサイト | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年10月10日金曜日

CMSなのに更新されないWebサイト

おはようございます。
簡単に自社で更新できるようにとCMSを導入したにもかかわらず、ほとんど更新されず、コンテンツが貧弱なWebサイトをたまに見かけます。使い方が分からないと相談を頂くこともあります。(他社で導入したCMSなのに・・・)大抵の場合マニュアルが用意されているので時間を取ればできるはずなのですが・・・そのままになっているのです。

CMSなのに更新されないWebサイト

コストダウンが目的だと失敗する

コストダウンを図ることを目的にCMSを導入するケースがあります。Webの知識がなくても簡単に更新できるというCMSの特性を活用することは悪いことではありません。しかし、自分で文章を書くことの難しさ、テーマを考えることの大変さを理解せず、Webの知識がなくても更新できると美味しい情報に飛びつくだけではCMS導入は失敗に終わります。実際に企業ブログの多くは1年も続かずに放置されるケースがよくあります。いつまでも古いまま更新されないWebサイトは良いものではありません。

無料ツールは自己責任の世界

システム導入したらあとは好きなタイミングで更新すればいいのがCMSの良さです。しかし、無料で更新できるということは分からないことやセキュリティーなどでトラブルがあっても自己責任で解決するのがルールです。プロにちょっと教えてもらえばいいというものではありません。(対価を支払うのであれば問題ありませんが・・・)自分で新しい情報も学なぶ必要もあります。

使いこなさないと意味がない

Webマーケティングに真剣に取り組むならCMSは有効なツールです。使いこなせば大きな力を発揮するすばらしいツールなのです。しかし、業務の片手間で更新費用を安く済ますことだけが目的ならば効果は期待できません。古い情報が更新されないままのWebサイトではCMSを導入した意味はありません。ツールは使って初めて価値を生むのです。

まとめ

CMSはスピーディーに更新を行いコンテンツを充実させるのに適したツールです。しかし、どんなに良いツールも使わなくては宝の持ち腐れです。コストダウンという消極的な動機でなく、積極的に魅力的なコンテンツを量産するためにCMSは導入すべきです。

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