継続と惰性は違う | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年1月15日木曜日

継続と惰性は違う

おはようございます。
昨日はインターネプコンに行きました。久しぶりの展示会。いつものように賑わっている会社もあれば、「え!こんなことを始めたの?」という会社もあり感慨深いものがありました。時代に合わせて変化している会社の方がブースも賑わっているような・・・そんなことを感じました。

継続と惰性は違う

マンネリは継続ではない

毎日、毎月同じことを淡々と繰り返すのは、継続とは言いません。同じように見えてもいろんな工夫やチャレンジを積み重ね磨き上げなければ、ただの惰性だと思います。気が付いたことや閃いたことがあったら試してみればいいのです。コンサルティングを行う時も判断に迷う時は新しいことをやるように勧めています。新しいことに挑戦しながらも最悪のことを想定して、すぐに軌道修正出来るようにしておけばいいのです。良くないのは状況が悪いのに今までのやり方を変えないことです。無理をしないでそのままやり過ごすのは、リスクの少ない無難なやり方と思うかもしれませんが、傍から見ると無策に感じます。

継続は変化を伴う

継続するということは同じことを繰り返すことではありません。今までのやり方を疑い、改善し続けることを言うのです。日々の変化は小さくても時間が経てば、大きな変化になります。変化し続けることが継続です。もし、継続が変化につながっていないなら、それは単なる惰性かもしれません。多くの企業では4月以降の来季に向けて予算編成をしていることと思います。対前年度比で予算申請を続けていても、それは単なる惰性かもしれません。3年前、5年前と比べて大差ないなら、それは惰性の計画かもしれません。たしかに準備なしに大きなチャレンジをするのは困難です。だからこそ日々の小さな改善の積み重ねがその準備として不可欠なのです。

失敗のない継続は惰性

継続には失敗がつきものです。失敗のない継続は惰性なのです。たしかに致命傷になる失敗はいけませんが、致命傷になる失敗は1度しかないはずです。むしろ失敗こそ経験値を上げる貴重な機会なのです。アイデアを実行し改善を積み重ねることでノウハウが溜まるのです。Webサイトも塩漬けにせず新しいことを試すことが大切です。継続には必ず行動が伴います。自分自身への反省も込め書いておこうと思います。

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