見返りを求めない。結果を気にしない。 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年7月10日金曜日

見返りを求めない。結果を気にしない。

おはようございます。
少し前にクライアントが金属加工の協力会社を探していたので、若くてガッツのある経営者が引っ張る会社を紹介しました。そうしたらすぐにご丁寧な報告のメールを頂戴しました。本当に感激です。商談がまとまるかどうかわかりませんが、気が気でなかったのでご連絡を頂いたことが本当にありがたかったです。それもお二人からのご連絡。こんなことは非常に稀です。この人達のためならば・・・とますます頑張るしかありません。仕事冥利に尽きます。でもこんな時こそ気をつけなくてはなりません。それは・・・

見返りを求めない。結果を気にしない。

やる気を押し付けない

こんな時に書くことではないかもしれません。すごくやる気のある時「役に立ちたい」「もっと成果を出したい」そういう時はちょっとだけ落ち着いたほうがいいのです。コンサルティングは自分が実務をするわけではないのです。主役はクライアント。それも実務担当者。コンサルタントが先走ったところで実務担当者の状況を把握しなければ・・・それは害悪でしかありません。自分を押し出すことがマイナスになる仕事だと戒めています。ついついやりすぎてしまう時があるのです。良かれと思って先走る。そういった好意ほど恐ろしいものはないかもしれません。好意が押し付けになるのは最悪です。押し付けられた方は対処に困ります。役に立ちたい気持ちが強すぎてかえって重荷になっているかもしれません。

押し付けがましくしない

今回もうれしい気持ちを表現しすぎたかもしれません。あくまでも取引するしないは両者の問題です。もっと軽いタッチで紹介したほうが良かったかもしれません。結局自己満足じゃん!その自覚を持っていないと善意は凶器かもしれませんね。あなたのために、あなたのために…押しつけがましいとお互い疲れるし良いことはありません。ビジネスライクに判断してもらえればいいのです。今回の件はすごくうれしいですが、連絡を頂いた時点で自分の手を離れた案件です。後のことはわすれていつも通り自分の仕事に打ち込みたいと思います。

まとめ

打算ならむしろ露骨な方がいい。そんな風に思います。好意は見返りを求めない。結果を気にしない。やっぱりそれに限ります。

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