紹介者のリスクと不安 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年7月3日金曜日

紹介者のリスクと不安

おはようございます。
クライアントが金属加工の協力会社を探していたので、若くてガッツのある経営者が引っ張る会社を紹介しました。双方大切なクライアント。もう連絡してもらえたかな・・・気にする間もなく、アポイントが決まったとの連絡がいただけ一安心。やっぱりこの人を紹介して良かったと思いました。今後、契約まで進むかどうかはまだ分かりません。しかし、これがいいきっかけになればと思っています。

紹介者のリスクと不安


紹介するのは1番だけ

紹介者にはリスクが伴います。自分を信頼して相談してくれたからには無責任な紹介はできないのです。だからクライアントであっても簡単に紹介できるわけではありません。自信を持って1番と思えなければ、双方に迷惑がかかるかもしれないのです。No.1の条件は製品や技術だけではありません。難しい案件であればあるほど、企業姿勢や経営者の人柄も重要なポイントになっています。安心して紹介できるNO.1企業しか紹介できないのです。NO.1だと思えばマーケティングの仕事であっても自分ではなく、同業者をご紹介することもあります。無得手な仕事を無理に受注するよりも信頼できる同業者を紹介したほうが長い目で見てクライアントにも自分にもメリットがあるからです。マーケティングではよく2番手は思い出せないといわれています。紹介案件にもその法則は息づいています。とっておきの一番に紹介は集中します。

小さなことも粗末にしない人を紹介したい

紹介者は思った以上に責任を感じ紹介案件の成り行きを気にするものです。紹介した企業も紹介する企業もその人にとって大切な取引先のケースが多いのです。だから、経過は最後まで見守られていると思うべきです。紹介案件が集まる人の共通点は紹介者にマメに経過報告をいれることです。成り行きを気にする紹介者に細やかに経過報告する。その配慮が大きな安心感を与えます。しっかり対応してもらえたかどうかを気にしているのです。案件が決まるかどうかはそれに比べるとさほど重要ではありません。あくまでも結果なのです。その前の対応を一番気にしているのです。だから、マメな報告をする人に紹介案件は集中します。「あの人ならクライアントに紹介しても大丈夫」それはこまめな連絡も粗末にしない姿勢に現れます。

まとめ

今回、クライアントに企業を紹介したことを振り返ると、紹介をしていただくということはとても重いことだと再認識しました。紹介者はリスクと不安を抱えながら、クライアントのために紹介してくれているのです。紹介する側もされる側も真剣に選び、選ばれていることを肝に命じたいと思います。

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