水戸光圀って奥が深い | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年8月21日金曜日

水戸光圀って奥が深い

おはようございます。
少し前に冲方丁の「光圀伝」を教えてもらい読んだら、水戸黄門で染みついたイメージが覆されとても面白かったので、それから水戸光圀に興味を持つようになりました。同じ人を題材にしても作者によってこんなに表現が違うのか!とその違いを楽しんでいます。

水戸光圀って奥が深い


時代劇でおなじみの魅力は一部

冲方丁の「光圀伝」、佐伯泰英の「光圀」、そして山岡宗八の「水戸光圀」どれも面白く、時代劇のイメージから光圀像が広がっています。恥ずかしながらそれまで時代劇の水戸黄門のイメージしかありませんでした。助さん、格さん、うっかり八兵衛、風車の弥七・・・このイメージです。でもそれは水戸黄門の魅力のごく一部だったことを知りました。そして調べればまだまだ光圀を題材にした本はたくさんあります。村上元三「水戸光圀」、童門冬二「水戸光圀」、鈴木暎一「徳川光圀 (人物叢書)」、吉田俊純「徳川光圀――悩み苦しみ、意志を貫いた人」、瀬谷義彦「新装水戸の光圀」・・・・調べればまだまだありそうです。そして小説だけでなく、時代劇、コミックス、演劇、ゲーム・・・光圀の魅力を活用して様々なコンテンツが作られています。それだけ多くの人に愛されている人物だったのでしょう。同じ人物を題材にしたものを何冊も読むと概ねの流れが理解しやすく、尚且つそれぞれの作者の視点に違いが面白く読めます。作品ごとの光圀以外の登場人物のキャラクターの違いも楽しめるし、読み比べているうちに自然と名前を覚えられるのもうれしいです。(私は読書が苦手で話がスッと頭に入らないことが多いのです・・・)まだ3冊読んだだけですが、子供のころテレビで見た「水戸黄門」をもう一度見たくなりました。光圀のことを知ったうえで子供のころ見た時代劇を見たら、当時とは違った印象を受けるのだと思います。あと何冊か小説を楽しんだらドラマも楽しもうと思います。長く人々に愛される光圀。時代劇の魅力はその一面だったのですね。せっかくなので色んな魅力を感じたいと思います。

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