トヨタの段取り2回目の読み直しを始めました | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年10月30日金曜日

トヨタの段取り2回目の読み直しを始めました

おはようございます。
すこし風邪気味です。仕事がひと段落ついてホッとしたのが悪かったのかもしれません。このところ珍しく無理してたんです。(笑)ムダ・ムリ・ムラはろくなことになりませんね。しっかり休んで体調を整えたいと思います。

トヨタの段取り2回目の読み直しを始めました


計画と同時に問題点をあぶり出す
(トヨタの段取り CHAPTER1 LECTURE07より引用)
トヨタの段取りを読み直し始めました。その時の状況やレベルによって共感するところ、真似したくなるところは変わってきます。今、一番気になるのは計画と同時に問題点をあぶり出すということです。クライアントとの付き合いが深まると仕事の幅も広がり、未経験のテーマに挑むことも多くなっています。だから計画を立てても段取りがうまくいかないことが多いのです。振り返ってみるとなんとなく感覚で時間を見積もり何とかなるだろうと考えていることが多いのです。いつも運よくことが進むほど甘くありません。まして初めて経験するものは予想外のことも多くズルズルと時間ばかりがかかってしまいがちです。本書にも書いている通りスケジュールを組むだけでなく、できる限り問題点もあぶり出しておくようにしようと思います。
  • データは納期までに揃うのか?
  • プレゼンテーションの時間はあるのか?
  • 日程が前倒しになることはないか?
  • 本番で反対意見が出ないか
  • 正当性を客観的に説明できるデータなのか
  • メンバーは足りているのか
  • 予算がショートしないか
  • 緊急の仕事が割り込まないか
様々なことを想定しスケジュールを組むようにしたいと思います。これまでは納期から逆算して、アウトプットをイメージし、これまでの経験からざっくり必要な時間を見積もって実際のスケジュールに落とし込む。リスクを避けるために予備時間を確保する。それだけだったような気がします。そして予定が狂いそうになったら力技でその場をしのぐ・・・無理をして何とかしてしまう。そんなことが良くありました。でもそれは・・・たまたま何とかなっただけだったんだな。そう思いました。一番怖いのは問題を問題として感じてないこと。これからは問題点をあぶりだし記録に残すことで、最終的な結果だけでなく途中経過の遅れやトラブルを繰り返さないよう段取り力をつけようと思います。そして、今の何倍もの精度とスピードで仕事をしようと思います。多くの気づきとヒントがあるので、焦らず一つ一つ実践して自分のものにしようと思います。まずは「計画と同時に問題点をあぶり出す」これをものにしようと思います。

この記事もおすすめ
異業種から学ぶ姿勢を忘れない

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加