時間をかけていいものを作る?ムリを重ねて間に合わす? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年10月9日金曜日

時間をかけていいものを作る?ムリを重ねて間に合わす?

おはようございます。
昨日は久しぶりに2人対2人でクライアントとミーティングを行いました。いつもは1人でコンサルティングするのですがこのプロジェクトは2人でフォローしたほうが良いという判断です。そして自分はなるべく前面に出ずサポートに回る。そう思っています。そして違った視点を入れることで抜けや漏れをなくそうと考えています。そして最も意識しているのは提案のスピード化です。

時間をかけていいものを作る?ムリを重ねて間に合わす?


じっくり時間をかけていいものを作る?

じっくり時間をかけていいものを作る?それで本当にいいのだろうか?そう思えてならないのです。変化と競争の激しい市場なのです。じっくり時間をかけいいものを作っても、そのころにはすでに状況が変わっているかもしれません。そうでなくともスピーディーに動かないと機会ロスが増えてしまいます。内容の伴わないスピード化は全く意味がありませんが、品質を担保したうえでの最速に挑戦し機会ロスを最小限にしたいと思います。いつものプロジェクト以上に強くそのことを意識しています。

Web戦略だけが遅れることのないように

それには理由があります。非常に高いビジネス目標達成に向かって緻密な戦略を立案されており、クライアントの頭の中に明確なロードマップがあるように思えるからです。数年先までの市場動向を予測したうえで戦略を立て、実行計画を立てているのです。だからWeb戦略だけが遅れることのないようにタイミングを逃さずサポートしようと思っています。

仕事が長引けば長引くほど儲けがなくなる

スピード化を意識するのはクライアントのためだけではありません。それが自分のためになるからです。Webマーケティングの仕事はほとんどが人工。仕事が長引けば長引くほど儲けがなくなるのです。納期遅れはクライアントに迷惑をかけるだけでなく、遅れただけ人件費で利益が圧迫されるのです。3か月かかっていた仕事が1月半で完了するメリットは決して小さくありません。

ムリ、ムダ、ムラがWeb業界の弱点

しかし、作業を急いだり、長時間労働で短納期を目指すのはミスや品質低下、そしてやり直しによる納期遅れにもつながりかねません。ムリ、ムダ、ムラはマイナスが多いので避けなくてはなりません。このあたりがWeb業界の弱みだと思っています。過酷な仕事は長く続けることは難しいのではないでしょうか。クライアントに貢献しつつ自分も儲ける。そのためにムリ、ムダ、ムラを徹底的になくしスピード化を図りたいと思います。業務フローを見える化しボトルネックを見つけ出し改善する。製造業の手法で改善してみようと考えています。

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