ムダに気づかずムダを繰り返すのが一番のムダ | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年12月15日火曜日

ムダに気づかずムダを繰り返すのが一番のムダ

おはようございます。
今年も残りあと少し。最後の最後まで納期に追われるありがたい状況です。同じ仕事量を半分の時間でこなせるよう日々改善したいと思います。

ムダに気づかず知らぬ間にムダを繰り返すのが一番のムダ

ムダがないと思ったらお終い

仕事を分類すると本当に付加価値を生み出しているもの、付加価値は生まないけど不可欠なもの、そしてムダな仕事の3つがあります。トヨタ流に言うと「主作業」「付随作業」「ムダ」ですね。自分の仕事を振り返ると随分ムダが残っていると思うのです。というよりも「ムダがある」と仮定することが改善の第一歩なんだと思います。ムダがないと思ったらそれ以上よくなることはないからです。ムダに気が付かないと改善のしようがありません。一つ一つの仕事を冷静に振り返りムダを見つけるところから取り組もうと思います。特に繰り返し行われるルーチンは丁寧に確認する必要があります。毎日5分かかる仕事でも1年で1,000分になってしまうのです。その仕事が主作業なのか?付随作業なのか?ムダなのか?細分化してムダを見つけ取り除こうと思います。自分の仕事が減ることを恐れてはいけません。ムダな仕事はいくらやっても付加価値を生まないのです。今年は過去に作成した資料を整理整頓し再活用の徹底を行いました。それで随分ムダが減りましたが、それでもまだまだです。ムダをなくしQCDのDを徹底して強化したいのです。半分の時間で仕上げることができれば、その分だけ機会ロスが減らせるからです。ムリをして対処することは避けようと思います。そこからひずみが生じ予想外のミスやトラブルにつながるリスクも高まるし、そもそもムリは続きません。毎朝行っている5分の段取りから見つめ直そうと思います。その習慣は付随作業。でも細かく分析するとそこから新しい気づきが得られるかもしれません。ムダに気づかず知らぬ間にムダを繰り返すのが一番のムダ。そう考えムダ取りを行います。

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