契約は取るものじゃない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年2月23日土曜日

契約は取るものじゃない

「引合を取って欲しい」「契約を取りたい」会話の中でこういう言葉が出てくるときがあります。私はいつも違和感を感じます。

契約は取るものじゃない

主導権は顧客にある

そして、「引合は取れないですよ」「契約はとるものじゃないですよ」と小姑のように細かなことを言います。申し込むかどうか決めるのはお客様です。契約を強制することはできません。そのことを意識してるので、どうしても気になってしまうのです。申し込むかどうかはユーザーの意思で決まります。

営業にできること

営業にできるのは申込を受けるかどうかを決めること。そして交渉することだと思います。自分で契約や引合をコントロールできると思ってる営業がいます。できないことをできると思って行動しても上手くいきません。反応を無視した強引な営業、電話セールスを推し進める会社にこうした考えが多いように思います。「契約は取るもの」という考えでプッシュし続けるのでしょう。しかし、契約するかどうかはお客様が決めるものです。

Webサイトにできること

Webでも同じです。コンバージョンも取るものではありません。コンバージョンをユーザーに強制することはできません。できることはユーザーに判断材料を提供することです。そして判断はユーザーが行うのです。だからWebサイトではコンテンツが最も重要なのです。

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