リスティングのアカウント設計をサイト改善に役立てる | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年11月8日金曜日

リスティングのアカウント設計をサイト改善に役立てる

おはようございます。
今日は久しぶりにリスティングについて書こうと思います。テーマはアカウント設計です。

リスティングのアカウント設計をサイト改善にも役立てる

アカウント設計とは

リスティングにおけるアカウント設計とは目標を達成するためにキャンペーンや広告グループの作り方や予算配分、入札価格についての優先順位を決めることです。平たくいえば、効果を上げるために計画を立てることです。ザックリとした計画ではなく、重要なキーワードとそうでもないキーワードを分けて、優先順位に応じた予算配分を行い限られた予算を有効に使うために使われることが多いように思います。PDCAサイクルを回してリスティングを最適化するために初期段階でのアカウント設計が重要になるのです。

アカウント設計の手順

最初のステップはリストアップしたキーワードをニーズごとに分類することです。これまで多くのアカウントを見てきましたが、製品ごとの分類に留まるアカウントや分類をまったく行ってないアカウントも多くキーワードをしっかり分類するだけで、CPCが下がったり、クリック率が高まるなど改善につながります。リストアップされたキーワードにはユーザーニーズが隠されてます。例えば、品質を気にする人、納期、価格、用途、情報収集・・・それぞれの人が検索するキーワードは違います。リストアップされたキーワードによって問合せや資料請求に近そうなキーワードからもっぱら情報収集目的のものまであるのです。分類したキーワードに重みづけをするのが最初の手順です。そして重みづけに従って予算配分を決め、重要なキーワードには予算を厚くし、広告掲載順位も上位掲載を目指すのです。

サイト改善に役立てるアカウント設計

アカウント設計はリスティングの最適化の手段としてでなく、サイト最適化のためにも活用できます。サイト最適化を並行したほうがより大きな成果につながります。だから私はサイト改善のためのアカウント設計をより重視します。キーワードを分類して重みをつけて宣伝し、その結果をアクセス解析で分析すると・・・ユーザーのニーズごとにサイトの改善ポイントが見えるからです。しっかりとアカウント設計をしたリスティングを使って狙ったユーザーを計画的に呼び込むことでWebサイト改善のための有益な分析が行えるのです。



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