ボトルネックは隙間に溜まる | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年2月7日金曜日

ボトルネックは隙間に溜まる

おはようございます。
インフルエンザが流行ってるので、予防を徹底してます。この時期のセミナーはインフルエンザが最大のリスクで慎重になります。話は変わりますが、自分の担当の仕事をがんばっても組織全体の成果につながらいことはありませんか?Webがらみの仕事でもそうですが、業務全般でもボトルネックは埃のように「隙間」に溜まるのです。

ボトルネックは隙間に溜まる

人と人の間

仕事は一人ではできません。多くの人の協力で一つの仕事は完成します。自分の持ち場に責任を持って努力しても、なかなか成果が上がらないことが多いのです。実際、仕事をさぼることが原因で停滞する現場はあまり記憶にありません。ほとんどの場合は誰が担当か不明瞭な部分や担当がいないことろで、業務が滞ったり、二度手間やミスの原因になることが多いのです。ひどい時は問題が起こってるのにもかかわらず、誰も気が付かない。ということさえあります。

部署と部署の間

営業と設計、設計と製造、製造と購買などの部署間の問題もそれぞれの部署は責任を全うしても起こります。業務フローを見直すとどちらかが責任を持ってやれば済むことや、どの部署で対処するか不明瞭なことを見つけ対応すると問題が再発しなくなります。Webがらみの仕事は歴史が浅く、担当部署が不明瞭なことも多く問題が頻発しても放置されることが多いように思います。更新されないトピックス、リンク切れのページ、販売中止したのに掲載してる製品が見られるのも担当不在が原因のことが多いのです。

会社と会社の間

ボトルネックは社内だけではありません。仕入れ先、物流会社、販売店など多くの協力会社の協力で仕事は進みます。それぞれの会社内の効率化だけで解決しない問題も多くの場合、会社間の隙間に原因があり放置されることがあります。取引先との相互理解と利害調整、役割分担が必要なのです。長い間あきらめてた問題の解決ヒントがそこにあるかもしれません。

まとめ

自分の業務をいくら精度を上げても伸び代は大きくありません。時には時間を作り、前後の仕事をする人との間で放置してることはないか確認しませんか?自分自身の反省を込めて書きました。

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