リスティングにも役立つ3C分析 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年6月13日金曜日

リスティングにも役立つ3C分析

おはようございます。
いよいよワールドカップがはじまりましたね。眠気を押さえてどのくらい試合が見られるか?今から楽しみです。その前に今日のブログ何を書こうか!?考えがまとまっていません。これでは先が思いやられますね(笑)。まあ、なんとなく思いついたことを書いていこうと思います。いま新規のリスティングキャンペーンを設計しているのですが、リスティングにも3C分析が役に立ちます。そのことについて書いてみます。

リスティングにも役立つ3C分析

3C分析とは

3C分析とは、お客様(市場)、競合、自社を分析し戦略に活かすフレームワークです。孫子の兵法の現代版のようなイメージを私は持っています。

市場(customer)

製品・サービスを購買する可能性のある顧客を想定します。市場規模と成長性、業種や職種、地域特性、購買チーム、ニーズ、予算、決定権者などを分析するのです。

競合(competitor)

競合企業と競争の度合を把握します。競争の激しい地域やターゲットと競争の少ない空白地帯やターゲットを見つけ出し、競合会社の戦略や強みと弱みに着目して自社との比較に用います。

自社(company)

市場と競合に対して自社がどのような強み、弱みを持つのか把握します。製品力、技術力だけでなく、売上、市場シェア、収益性、知名度を分析する。特に差別化ポイントに注目します。

キーワードを考える前に3C分析

一般的にはリスティングはキーワード出しから始めることが多いように思います。私の場合は少し違っていて、最初にクライアントの分析を行います。そして競合分析を行い、それぞれの項目を比較することでクライアントの強みと弱みを把握するのです。そして、ターゲットユーザーのWebサイトを読み市場分析に役立てます。BtoBではターゲットユーザーが特定できるのが特徴です。だから理想的なユーザーを事前に決め、その企業を調べることで市場分析が比較的容易にできるのです。

リスティングに3C分析を利用する

3C分析したらリスティングの広告設計を始めます。始めに市場分析で分かったユーザーニーズを参考にキーワード選定を行います。特に自社の強みが生かせるニーズに近いキーワードは優先順位の高いキーワードとなり、逆に上手く対応できないニーズは広告キーワードから外していきます。そして、キーワードをニーズごとにグループして想定ターゲットユーザーとそのニーズ、そしてニーズに対応する自社の強みとユーザーメリットを広告文とランディングページに盛り込むのです。

まとめ

3C分析は良く知られたフレームワークです。長く使われるフレームワークには力があります。リスティングにもスタンダードな3C分析を利用してはいかがでしょうか。



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