Web業務の過度な分業化のデメリット | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治

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2014年8月27日水曜日

Web業務の過度な分業化のデメリット

おはようございます。
下期に向けて新しい予算計画の打ち合わせが増える時期ですね。予算計画は数字に裏付けられた根拠が大切。しかし、それだけでは不十分なのです。効果検証方法を事前に決めておかく必要があるのです。PDCAのCができない計画はやりっぱなしでいい加減になってしまいます。検証ができる計画か確認することが大切ですね。

Web業務の過度な分業化のデメリット

過度な分業化を見直す

マーケティングに限ったことではありませんが、過度な分業化=断片化は仕事のネックになります。分業化は効率UPに効果的です。部分的なスピードを上げるには適した手法なのです。ものづくりも分業化による生産効率アップの歴史を歩んできました。今は、ものづくりでは行き過ぎた分業化から再統合への流れなのです。セル生産方式や多能工が代表的な例です。Webマーケティングも同様です。サイト集客、アクセス解析、サイト制作がさらに細分化・専門化されます。業務の細分化と分業化は必要ですが、それだけでは部分最適化はできても、全体最適にはつながりません。断片化された仕事は全体の流れをチグハグにします。会社全体の仕事の流れを作り出すのがマーケティングの役割。だから、ゴールから逆算して全体の流れをデザインしなければならないのです。断片化された業務をスムーズにつなぎ合わせることが重要です。製造業のWebマーケティングの場合はWebサイトと営業活動の連携が不可欠。「Webサイトの中だけで考えない」「営業との連携を常に考える」そして、それができたら製造・開発とも連携を考えます。「営業やWebサイトで得た情報を製造や開発に活かす。」そして情報を循環させることでまたWebサイトも変化するのです。

業務の流れを意識する

Webマーケティングでは流れを意識します。集客活動から、引合獲得、商談成約、そしてアフターサービスへと続く一連の流れが大切です。一つずつの施策も大切ですが、お客様とのコミュニケーションを大きな流れとして捉えるのです。ゴールに向かってバトンリレーをするイメージです。一人ずつの走りも重要ですが、みんなが同じゴールに向かうこと、そしてきちんとバトンをつなぐことを忘れてはなりません。Webサイトを作って、集客して、アクセス解析で課題を見つける。そして、Webサイトや集客を改善することで引合を増やす。その流れを意識することは大切です。しかし、それ以上に引合から商談の流れを意識することが重要。さらに成約してからのアフターフォローが顧客満足や商品改善につながるのだと思います。SEO、リスティング、アクセス解析、SNS、Webサイト制作、メールマガジン、ダイレクトメール、営業ツール、カタログ・・・それぞれの施策も大切です。しかし、それ以上に全体の「流れ」を考え、流れを悪くするボトルネックを見つけて改善を行うことが成果を上げるポイントです。

現場、現物、現実に立ち返る

Web担当者はデータ中心に物事を見がちです。しかし、データは現場、現物、現実から生じます。データだけでは大切なものを見落とすかもしれません。現場を知らなければデータを上手く解釈することもできません。まずランディングページや検索結果画面、リンク先のWebサイト、Web上の現場を見ながらデータの意味を読み解く必要があります。そして競合会社と比較することで問題点が浮かび上がるのです。そして、もっと大切なものはビジネスの現場にあります。生産現場や営業現場のお客様や製品に答えはあります。データは必要ですが、現場、現物、現実あってのデータです。Web担当者はそのことを意識するべきだと思います。

まとめ

コンバージョンを増やそうとリスティングの管理画面とにらめっこしても、大きな改善は望めません。Webマスター、広告会社、制作会社、そして営業が同じ目的に向かい協力すること、そして生産現場や営業現場で起こっている現実に向き合うことが大切です。

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