なんのために技術を磨くのか? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年9月29日月曜日

なんのために技術を磨くのか?

おはようございます。
毎朝1時間のウォーキングを始めて1週間たちました。これだけのことですが、体が少し軽くなったような気がします。これまでいかに不摂生してたか思い知らされます。

なんのために技術力を磨くのか?

製造業は前進しているか?

このブログも1,000回の更新まであと少しになってきました。「改善の余地が大きい製造業」ということに問題意識を持って2011年からブログを書いていますが、日本の製造業の状況は当時とあまり変わっていないように感じます。製造業が技術を磨くことは大切なのですが、努力に見合った成果につながっている企業ばかりではありません。研究開発や製造技術は最終的には技術を使用するお客様の仕事や生活に役立つためにあるのだと思います。そして、役に立つからこそ評価され売り上げや利益につながるのだと思います。

お客を良く知る工場は儲かっている

多くの費用を投入した研究や開発、そして生産設備や改善活動が売上や利益に繋がりにくいとすれば、そこには原因があります。それぞれ固有の原因があるのだとは思います。しかし、お客様にとってどんな意味がある開発なのか?改善活動なのか?ということが不徹底なのではないでしょうか?努力はお客様に向き合ってはじめて方向づけられるのだと思います。困りごとや要望を理解しているのか?ニーズ不在の開発や改善は成果につながりにくいものです。生産財でもお客様のことをよく知る工場は儲かっているケースが多いように感じます。

技術は道具

なんのために技術力を磨くのか?・・・それはお客様の要望に応えるためだと思います。それなのに研究開発や製造はお客様を知らないままに、自分都合で考えてしまっているかもしれません。会社の売り上げはすべてお客様がもたらします。お客様を知ることが儲かる製造業の条件の一つではないでしょうか?自分の開発した製品はどう使われているのか?不便なことはないか?使いにくくはないか?代理店や営業から情報を取るだけではなく、自分の目で確かめることが大切だと思います。

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