テレアポや飛び込み営業一辺倒からの脱却 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年1月8日木曜日

テレアポや飛び込み営業一辺倒からの脱却

おはようございます。
このところ1年ぶりの大阪でのセミナーが楽しみです。大阪は社会人になって最初に仕事を教えていただいた土地なので思い入れも強いのです。神戸の西区や東大阪の工業団地に飛び込み営業をしていた時のことは今でもいい思い出です。しかし、残念ながら時代は変わってしまいました・・・当時と違い飛び込み営業は効果がなくなってしまいました。だから、テレアポや飛び込み営業に頼らないためのメール活用についてお話ししたいと考えています。


売り込みは難しい

「売り込み」という難しい方法を極めるのも1つの道です。しかし、それは鉄砲の時代に刀にこだわる武士のようなものです。売り込みスタイルで優秀な成績を上げられるのは一部の特別な営業だけです。それでも仕事なので売り込みを続けるしかないのです。そして頑張れば頑張るほど、顧客に嫌われ悪循環に陥って、疲れ果ててしまうのです。売り込みは難しいのです。それが分かっていても他の方法が取れないために仕方なく続けているのです。その一方でテレアポや飛び込み一辺倒から相談や引合を頂いて提案するスタイルに変えて成果を上げている営業もいます。

相談や引き合いの方が簡単

難しいことを乗り越える方が価値が高いという考えに共感できる部分はあります。しかし、それ以上に営業は数字を上げることが大切です。売り上げや利益で営業成績は評価されるのです。いまさら言うまでもないことです。注文寸前の引き合いをもらって営業の価値が下がるわけではないのです。根性を出して足で稼ぐ売り上げも、お膳立てが整った引合からの売り上げも同じ売上です。苦労して売上をつくることを否定するわけではありませんが、それをあまりに美化しないほうがいいのです。動き回って汗をかくだけでなく、売りやすくなるように見込み育成に知恵を絞ることも大切な営業努力なのです。(もちろん考えるだけで行動が伴わない営業は論外ですが・・・)

情報発信にも時間を使う

新規開拓の時、アプローチにばかり時間と労力をかける営業には厳しい環境が続いています。「近くに行くので寄っていいですか」「ご挨拶だけでもいいでの・・・」「キャンペーンのご案内で・・・」「注力商品のご紹介に・・・」アプローチをするための口実に知恵を絞っても、それは自分都合の押し付けです。それでなくとも取引がなく、面識もない企業へのテレアポは本当に厳しいものです。購入した企業リストへのテレアポは1%以下ということもざらです。従来のアプローチ方法は行き詰っているのです。これまでアプローチに使っていた時間をユーザーの課題解決に役立つ情報発信に使う発想が求められているのです。そのツールのひとつがメールなのです。情報に価値があれば、メールだけでなくWebサイト、カタログ、ホワイトペーパー、セミナー、様々な宣伝にその情報を展開することも可能です。こんなことをお伝えしたいと考えています。

タイトルゼロから始めるメールマーケティング講座
見込み客育成の始め方
会期2015年2月13日(金) 15:00~18:00
定員30名
費用無料
会場貸会議室ユーズ・ツウ
大阪府大阪市北区梅田2-1-18富士ビル 4F

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