PDCAが進んでしまうPLANの作り方 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年3月17日火曜日

PDCAが進んでしまうPLANの作り方

おはようございます。
SEO目的である会社のWebページを追加更新して3か月たちました。事前にターゲットとなるキーワードを決めているので、効果検証はとても簡単。狙ったキーワードでの検索順位の推移と、そのページから流入したオーガニック検索のアクセス数の推移をチェックするだけです。平均掲載順位は5~6位上昇。アクセス数も20%増加とまずまずの結果が出ています。PDCAが自然に回る仕組みをPLANに組み込んでいるので楽です。

PDCAが進んでしまうPLANの作り方


WebサイトにPDCAが必要なわけ

Webサイトを改善し続けるためにPDCAは必要です。計画→実行→検証→改善一連のサイクルを定着させることが安定して成果を上げる近道なのです。Webサイトは生き物です。公開してからが運用の本番です。お客様も変われば、競合他社も変わります。そしてWebマーケティングのトレンドも変わり続けます。だから環境変化に合わせてWebサイトも変化し続ける必要があります。

PLANからはじまるPDCA

PDCAはPLANから始まります。第一歩でつまづいてはPDCAを上手く回すのが難しくなってしまいます。そもそもWebサイトを公開するには理由があるはず。なぜ、Webサイトを公開したのか?原点に返りWebサイトの目的を共有することが前提です。その前提が揺らいでいては、作っては壊すことを繰り返すだけのWebサイトになりかねません。

PLANに必要な項目

そもそもなぜWebサイトを公開したのか?Webサイトの目的をメンバーで共有したら、ようやくPLANづくりに取り掛かります。
  1. 目標 
  2. 期限 
  3. 担当 
  4. 予算 
  5. ターゲット 
  6. メッセージ
最低限これだけは考えてください。そして、これらの情報を共有し、役割を明確にする必要があります。

Doを5W1Hで考える

PLANは5W1Hで実行の段取りまで考える必要があります。そうでないと絵に描いた餅に終わり、正しく計画が実行されません。Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ)するのか。そしてHow(どのように)実行するのか。ここまで落とし込んで実行できるのです。実行の段取りが甘い計画はいつまでも完成しなかったり、意図したものとずれたり、最悪の場合うやむやになることすらあります。

Checkの時期と方法を決めておく

5W1Hで実行の段取りを決めたら、どういった成果が出たらそのプロジェクトが成功したといえるのか?メンバーが納得できる数値目標を共有し、検証方法と時期を事前に決めます。これが意外と忘れがちなポイントです。「誰が」「いつまでに」「どのような方法で」検証するのか?そして、判断基準もあらかじめ話し合っておくのです。”やりっぱなし””後付け”をなくすために必要な手順です。モチベーションが高い計画時に検証方法もセットで決めておくのが漏れなく検証するコツです。

この記事もおすすめ
ありふれたデモ機貸出から始まるPDCA
検証データを元にサイトリニューアルする

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加