課題と問題の違いを理解する | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年5月18日月曜日

課題と問題の違いを理解する

おはようございます。
あっという間に5月も半分すぎましたね。あと少しで今年も折返しです。毎日集中し充実した仕事をしていきたいと思います。昨年から始めたWebサイト改善プロジェクトが一区切りついたのですが、その中で新たなチャレンジが始まりました。上手くプロジェクトが進むと芋づる式に課題が見つかります。そして解決するたびにまた新たなチャレンジが始まる好循環に入るのです。このプロジェクトもそうなるよう努めたいと思います。

課題と問題の違いを意識してプロジェクトを進める


課題は成長の原動力

マーケティングに限らず仕事に取り組むと課題が見つかるものです。そして課題解決に取り組みます。しかし、課題がなくなるのは決していいことではありません。それは課題がなくなれば成長も止まるからです。目標と現実のギャップを埋めることが課題です。課題がなければ改善の必要性もなくなってしまうのです。課題をネガティブにとらえることはありません。課題は成長の原動力なのです。成長する会社は課題がなくなりません。というよりも課題を芋づる式に見つけることができるから成長が続く好循環に入っているのです。課題は目標や理想のあるところにしか生まれません。だから課題はポジティブな存在なのです。

問題が繰り返されるのが停滞

課題と似たものに問題があります。問題は減らさなくてはなりません。クレームが発生、連絡ミス、リンク切れ、アクセス件数急減、制作納期の遅れ・・・こういったネガティブな事象が問題なのです。問題はゼロに近づける。いつまでも同じ問題を抱えているのは停滞でしかありません。問題は好ましくない出来事でしかないのです。問題は隠したくなるのが人情かもしれません。しかし、問題は隠すものではなく、減らすものです。問題を隠さず晒すことで課題が見つかり前進の原動力にできるのです。だから問題はなるべく公開し追求しないことが大切です。

課題と問題を混同しない

課題はポジティブ、問題はネガティブなものだと思います。課題は目標と現実のギャップを埋めることです。目標に近づけるため何に取り組むかが課題なのです。だからポジティブなのです。そして問題は起きている悪い事実なのです。だからネガティブなのです。課題と問題を混同し、課題までネガティブに受け止めてはいけません。プロジェクトが順調に進むというのは問題がなくなることであり、課題がなくなるのはむしろプロジェクトの停滞を意味します。

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