face-to-faceに頼り過ぎない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年8月4日火曜日

face-to-faceに頼り過ぎない

おはようございます。
このブログを始めて今日で丸4年。明日から5年目を迎えます。このブログはボトルネックだった文章力を鍛える絶好の場になりました。メールや議事録作成、提案書、報告書、アクセス解析の考察レポート様々なところで役に立っています。

face-to-faceに頼り過ぎない


すぐに会おうとしない

このブログを始める前はしゃべりに頼りがちでした。電話と訪問を多用し、メールは最低限の要件と返事でしか使っていませんでした。文章が苦手なために必要以上にface-to-faceに頼っていたのです。そのため効率も悪く記録が残らないことが多かったのです。口頭でのコミュニケーションはすり合わせが何度も行えて相互理解に便利です。そして思い立ったらすぐ行動に移せる手軽さもあります。しかし口頭でのやり取りは記録に残らず時間がたつと記憶があいまいになり、情報共有もいい加減になりがちです。「とりあえずミーティングしよう」という安易な発想がいつしか習慣になってしまうのです。そして最悪の場合「今日のミーティングは何でしたっけ?」という不毛な時間の量産につながります。すぐに会おうとしない。ググれば済むこと、メールで済むこと、電話で済む用件、そして会わなければならない用件をきちんと仕分けするのが先決です。

相手の時間を奪っている

もう一つ気が付いたことがありました。それは文章さえ書ければ、それで済んでしまう用事が多いということです。さらにface-to-faceによるコミュニケーションは時間がかかり過ぎ、相手に負担を与えているということです。「この用件は本当に会って話す必要があるんだろうか?」一度考えてから行動するようになりました。その結果、打合せが減り、電話が減り、その分メールが増えていったのです(ごくまれにFAXやビジネスレターも使います)。その分、電話やアポなしの営業に対し寛容さがなくなったような気がします。打合せの前に文章で内容を伝え、資料に目を通してもらうといいのです。簡単な質問や意見の交換ならメールのやり取りで済んでしまうかもしれません。無理やり時間を作ってもらうよりもよほど効率的で建設的な働きかけです。そうすることで相手の時間も自分の時間も節約できます。

大切な用件は膝を突き合わせる

シビアに判断すれば、本当に合って話をする必要があったものは僅かかもしれません。安易な打合せは時間の浪費です。本当に大切な用件や純粋な交流にこそ貴重な時間を使うべきです。便利だからと言って何でもかんでもface-to-faceに頼らないことが大切だと思うようになりました。お互いの貴重な時間を大切に使うことが気遣いなのだと思います。大切な用件は合って話す、膝を突き合わせる。それなのに何でもかんでも合って済ませようとしていたのかもしれません。「本当に会って話す必要があるんだろうか?」こういう確認が大切なんだと改めて思います。

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