Webサイトだけ見ても答えは出ない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年11月2日月曜日

Webサイトだけ見ても答えは出ない

おはようございます。
11月に入りましたね。あっという間に残り2か月を切りました。今年はコンサルティング以外の仕事をほとんど中止しています。それは大きなプロジェクトが複数進んでいること、ここ数年手を広げ過ぎて、クライアントフォローが疎かになりがちだったからです。残り2か月もクライアントファーストという基本を忠実に守りたいです。

Webサイトだけ見ていても答えは出ない

技術はあくまでも手段

自分のコンサルティングはWebサイトの「目標」「現状」「課題」「解決策」「検証」の流れをチェックすることが中心です。目標があいまい、現状分析が不徹底で課題がつかめない、解決策が見つからない、検証がおろそかになる・・・そういう風にならないように軌道修正することに心を砕いています。技術的な指導はあくまでも手段。解決策に注目が集まりがちですが、「目標」「現状」「課題」そして実行後の検証方法があって初めて解決策が生きるのです。部分だけをみて仕事をしない、全体像をしっかり把握することも忘れない。そういったことに注意しながら働いています。理想と現実のギャップから課題を見つけるのが先決。3C分析を行い現状把握し、はじめて技術的な指導が生きるのです。そして技術的な問題をクリアしたら行動し結果を検証する。面倒がらずに1つずつ行い共有する。Webサイトだけ見ていても答えは出ません。

Webサイトと市場の両方を見る

Webサイトという「木」だけでなく、自社、ユーザー、ライバルという「森」も見なければ市場を理解したとは言えません。Webサイトだけでなくリアルの活動を含め全体像をつかむ必要があります。営業活動、販売促進、そしてライバルとの競争、ユーザーについて幅広く興味をもって調査やヒアリングを行う必要があるのです。そして精度の高い現状分析を行い共有する。理想とのギャップから自然と課題が浮かび上がるまで現状把握を徹底するのです。そして実践の中でクライアントがPDCAを習慣づけ、Web改善の歯車が自然と回るようにするのが理想。そして結果がついてくる。それを目指しています。結果はWebサイトに来たユーザーが決めること、ライバル企業との相対評価で決まります。ユーザーとライバル企業をコントロールすることはできません。だから自分にできることに集中しています。そういったことを状況に合わせ、言葉を変えて訴え続けています。そして理想に近づいているかどうか検証を忘れず、打ち手の精度を高めていく。そう言いう基本を繰り返したいと思います。最先端のツールだけでなく「木」も「森」も両方見る必要があるのです。

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