忙しい時こそPDCAを忘れない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年11月30日月曜日

忙しい時こそPDCAを忘れない

おはようございます。
明日から12月。本当に時間が早く感じられます。焦っても仕方がないので1日1日大切に時間を使うに限ります。こういう時こそルーティンを確実に丁寧にしたいですね。

忙しい時こそPDCAを忘れない

急いでも効果は薄い

時間がないと急いでもミスも出やすくなりダンドリも甘くなりがちです。急いだことでかえって時間がかかることも少なくありません。タスクを減らすことばかり考えスピードアップしても効果は薄いような気がします。こういう時はいつも通り丁寧に段取りを組み優先順位に沿ってタスクをこなすのが一番。そして手を付けなくていいタスクや後回しにできるものはスケジュールを組み直しています。毎日5分の段取り習慣で無駄な作業、労力の割に見返りの少ない仕事、他の人に依頼できるタスク(他の人との仕事の重複)をなくしています。段取りの組み直しをこまめに行うことで気持ちにゆとりができ無駄に気がつけるようになり、さらに落ち着いて無駄をそぎ落とせるのです。そして身の回りを整理整頓しさらに集中できるのです。机の上には進行中の仕事に関するもの以外おかないようにしています。それだけで随分時間短縮に役立ちます。やっぱり「整理整頓」と「段取り」という基本が大切。なのにこのところ少し基本がいい加減になりがち・・・もう一度初心に戻り「段取り」「整理整頓」を徹底しようと思います。できたつもりになっていることをそのままにせず、あるべき姿に近づけようと思います。

検証されない仕事は仕事じゃない

納期を守ることで精一杯で、後片付けを忘れてしまってはせっかくの仕事を次に生かすことができません。仕事の後片付けとは、検証できる環境を整えておくこと。そしてベストのタイミングで報告できるようスケジュールを組んでおくことです。いくらいいことを行っていても検証や報告がされていない仕事はやってないのと同じこと。もったいないことです。納期がない仕事は仕事じゃない。昔、お世話になった経営者に教えて頂いた言葉です。確かにそういう面もあると思います。それと同じように検証されない仕事は仕事じゃないような気がするのです。自分で始めたことなら当然のこと、他人に勧められて始めたことでも検証が必要。仕事は検証が不可欠です。忙しいので忘れてたとか、理由もわからず続けている仕事ばかりで忙しいのなら大問題。これでは忙しいのに儲からないのが常態化してしまいます。そしてクライアントや協力会社、そして同僚からの信頼も失ってしまうかもしれません。「忙しいのに検証する暇なんてない。」とても危険な考えです。むしろ忙しいからこそ作業の無駄を見つけ、適切に仕事量をコントロールする必要があるのです。検証し仕事の仕分け、改善をしなければ時間は足りなくなるばかりです。

検証を忘れないために

計画が実行される前に検証のタイミングを決める。簡単なルールですが、忙しい時つい忘れがちなルールです。納品したらビフォアアフターを比較し報告することを改めて徹底していきます。上手くいったときの報告なら誰でもできます。上手くいかなかったときも同じように報告するほうが難しく大切なことだと思います。だから議事録を残し決定事項をいつまでに誰がやるのか?そして検証をいつだれが行い報告するのか事前に決めています。とくに失敗した時の報告は重要。その失敗を検証することが次に生きるのです。そのチャンスをクライアントから奪うことがないよう検証忘れを無くすためにアラームを使っています。基本を守り検証忘れ報告忘れゼロを目指します。

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