ネットの知識がなくても大丈夫。Web担当者が取り組むべきこと。 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年11月16日月曜日

ネットの知識がなくても大丈夫。Web担当者が取り組むべきこと。

おはようございます。
風邪をひいてからウォーキングを休んでいましたが再開しようと思います。毎日続けていると何でもないのに一旦途切れると億劫になりますね。その意味でも体調管理は大切だと感じています。ブログは一度は毎日なので億劫ではありません。習慣って本当にありがたいです。

ネットの知識がなくても大丈夫。Web担当者が取り組むべきこと。


見てもらうことで磨かれる

このブログもそうですが、毎日公開して見られているということが重要です。人の目に触れるということがいい緊張感を生んでいます。個人ブログだってそうなのです。企業のWebサイトならなおさらです。Webサイトは見てもらうことで磨かれます。最初はとにかく作ってみる。多くの製造業はこの状態です。Webサイトは持っています。次は更新・運営です。新着情報を更新し、既存顧客にお知らせするのです。そのうえで積極的に新規集客に取り組みましょう。SEOでもいいし、リスティングでもいい。ブログやTwitterでもいいのです。とにかくWebサイトをみてもらう。それは第3者の目が入るということです。そうしたら真摯に意見を聞く。その役割はアクセス解析が果たします。そうして気が付いた改善点を修正し、また見てもらう。その繰り返しが大切です。

検証はサボらない

Webサイト運営、メールマガジン、Facebook、リスティング、情報サイトへの出展。新しいことを始めて試行錯誤すると、こなすことで精一杯だしトラブルも出てきて解決の方法もわからない・・・そういったこともあると思います。すべてが計画通りいけばいいのですが、そう上手くいくものではありません。そして焦って検証を忘れがち。でも、それではいつまでも同じことの繰り返し。検証は必ず行いましょう。検証をしないのは自分の仕事には価値がないと宣言するようなものです。新しいことに挑戦し、結果を振り返る。上手くいったら最高ですし、失敗しても次につなげればいいのです。なので検証はサボれません。あなたも日々の業務に追われ検証を後回しにしているかもしれません。しかし、検証は面白いものです。やりっぱなしにしなければ、予想以上の実力がつきます。検証も継続が大切。トライアンドエラーを楽しみましょう。

リアルが大事

サイト運営に慣れてきて検証も忘れないようになってくると次のステージです。サイト運営と検証ができるレベルになるとインターネットを過大評価してしまいがちです。そう感じていたら注意が必要です。Webサイトは大切なツールです。できるだけ上手に使うべきです。しかし、成果を上げるにはそれだけでは不十分。Webサイトをうまく活用するには社内の意見や協力会社からの情報、同業者との情報交換、そしてお客様の声が大切です。Webサイトを使いこなすにはネットの知識より自社理解、競合理解、顧客理解です。リアルの市場を理解することです。サイト運営する時も営業がフォローする見込み客の声やお客様の声、営業事務が感じる自社の問題点や強み、これらの声を聞き、製品をユーザーのニーズや課題を解決するためにどうWebを利用したらいいか?考えるといいと思います。

マーケティングに迷ったら

SEOやリスティングだけでも大変なのに、さらに自社理解、顧客理解、競合理解だなんて・・・もうどうしたらいいか分からない。こう感じる方もいると思います。一番大切なのはユーザーにどういう情報提供を行うか?ということです。まずはユーザーがどうやって仕事上の情報を得るのか?を考えればいいと思います。メディアに振り回されるくらいならお客様と会ったほうが早いのです。マーケティングに迷ったら原点であるユーザーに還るのが一番。
  • ユーザーは何に困っているのか?どうしたいのか?
  • 技術的な課題・テーマは何か?
  • 自社製品・サービスがユーザーにどう貢献できるのか?
  • これまでにない付加価値を提供できないか?
こういったことを考えることのほうが大切です。メディアや新しい手法はそれを伝えるための道具。マーケティングの肝は「誰に」「何を伝えるか」この2点。ターゲットとメッセージに磨きをかけることが大切です。

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