コンサルタントは黒子 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2016年3月9日水曜日

コンサルタントは黒子

おはようございます。
毎月数字を見てるので、そうだとは思っていましたが、データを精査したら予想以上に事態は進んでいる。昨日は正確にデータを読み込むことの大切さを感じた1日でした。

コンサルタントは黒子


解釈は何通りもある

月々の変化は小さくとも1年、2年、3年を時を重ねるとその差は非常に大きくなるのです。深刻になることも、大きな成長を実現することもあるのです。現実を正しく共有する。改善はそこから始まります。データの解釈は何通りものとらえ方があります。場合によっては正反対の解釈も生まれることだってあります。

データを共有する

でも、データは同じ。一つのデータを共有してるんです。だから数字を共有することが大切。意見が異なっても同じ数字を共有していることで話し合いの土台は崩れることはありません。どうしても当事者は数字を都合よく解釈しがち。そして生々しい体験がベースにあるので他の意見を排除しがち。だから客観的にデータをみるのがコンサルティングの役目です。丁寧に何度でもデータを共有する。自分の解釈を押し付けずクライアントに考えてもらう。

矛盾があればフォードバックする

まず話を聞く。その話とデータに矛盾があればクライアントにフィードバックする。そしてもう一度話を聞く。最初からコンサルタントの解釈を押し付けたら、かえって事態は硬直することが多いのです。それでなくともプライドの高い経営者。いきなり自分のやり方を否定されたら・・・。でもデータならば問題ありません。解釈を加えなくともクライアントは自分で問題に気づきます。コンサルタントは黒子。だからあまり前に出ずクライアントの判断に必要な情報を最適なタイミングで提示する。でも・・・実際はべらべらしゃべりがち。もっと気をつけなくてはなりません。その理想に近づけるよう今日も1日がんばります。

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