成果につながるリニューアルの考え方 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2016年4月4日月曜日

成果につながるリニューアルの考え方

おはようございます。
今日から本格的に新年度を迎えるところも多いと思います。気持ちよくスタートダッシュが切れるよう準備の徹底が大切ですね。ちょうどいまサイトのリニューアルを2つ進行中。どちらも情報設計が終わったところです。

成果を上げるリニューアルの考え方


営業戦略をサイト設計に落とし込む

プロジェクトメンバーの選定に漏れや抜けがなく、情報設計がしっかりできれば計画が大きく変更されることはありません。「誰に」「何を」「どう伝えるのか」。その基本を押さえる。そしてその前提となる営業戦略を理解する。市場状況を把握して競合をリサーチする。そのうえで考え抜かれた情報設計は簡単なことで変更されることはないのです。大切なことは営業戦略をWebサイトの設計に落とし込むこと。

サイト設計に沿った良い素材を準備する

サイトリニューアルで一番大変なのはクライアント。「誰に」「何を」「どう伝えたいのか」考えをまとめ、必要な原稿と素材を期日までに用意する。そして良い素材を揃えることがリニューアルの成否を決めます。クライアントの営業戦略が根幹にあり、サイトの情報設計ができれば、あとは営業戦略に沿った良い素材を準備するのみ。制作側は素材を生かして、進捗管理を徹底するのみ。

大切なのはサイト公開より運営

そして一番大切なのは公開後のサイト運営。必要に応じ情報を更新しメンテナンスをしていく。そしてアクセス解析を活用しサイト改善を行う。少しずつWebサイトが成長し変わっていく。そして時間とともに営業戦略も、競合会社も、市場も変化していく。同じコンセプトでWebサイトを運用し続けることはできないのです。そしてWebサイトが時代に合わなくなったら今ある資産を最大限に生かしつつ発展的にリニューアルする。こういった繰り返しで着実に成果につながる。その理想のために今ある仕事に集中しようと思います。

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