調子が良いうちに健全な危機感を持つ | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2016年4月7日木曜日

調子が良いうちに健全な危機感を持つ

おはようございます。
このところデータ処理と分析の仕事が続いています。といってもクライアントから依頼されたのではありません。コンバージョンの伸びが落ち着いてきたので、一区切りつけるため検証をしているのです。勢いが落ちたら初動が大切。このタイミングで徹底的に分析してリスクを避けたいのです。

調子が良いうちに健全な危機感を持つ


症状が出る前に改善を促す

調子が良いと改革は面倒に感じられがち。このタイミングで健全な危機感を持っていただくことがパートナーとしてのコンサルティングの役目だと思っています(ただし不安をあおって現場を混乱させるのは嫌いです)。体と同じで症状が出てからの治療は大変なのです。症状が出る前に生活習慣を変えることが大切。でも自覚がなければいつも通りの生活を続けがち。マーケティングでも小さな違和感をそのままにしないのが、最も負担の少ない賢い方法。それは地味で評価されにくいことでもあります。

ほんの少し先読みする

でも気がついたら知恵を絞って分かりやすく説明する。そして問題点をご理解いただき次に生かす。ほんの少し先読みして準備しておく。そしてベストのタイミングでクライアントに伝える。そして間違いが見つかったら素直に認め軌道修正する。そうすることで失敗も成功も財産となり、次に生かせるノウハウになるのだと思います。やはり「買い手よし」「売り手よし」そして「世間よし」ですね。そのシンプルで奥深い理想に少しでも近づきたいと思います。

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