リニューアル1年後の報告にこだわるわけ | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年5月30日火曜日

リニューアル1年後の報告にこだわるわけ

おはようございます。
あるクライアントのサイトリニューアルからそろそろ1年が経ちます。いつものようにリニューアル1年後の報告をしようと思います。ビフォアアフターの比較、目標の達成度合い、新しいコンテンツがどのようにユーザーに見られているのか?などサイト運営に役立ててもらうためです。


リニューアル1年後の報告にこだわるわけ




大切なのは検証と情報共有

リニューアル前の目標や課題を思い出しながら分析します。それだけで「あのコンテンツは思った以上に読まれているんだな」ということもあれば「こうすればよかった」「次はこういう風にしてみよう」とアイデアや反省点が沸いてくるものです。そうしたことも次の仕事に役立ちますが、本来の目的は分析結果の共有です。1年後の報告を行い、リニューアルについてのクライアントの評価や運用上の不具合や不満の把握にも努めています(1年も経てば、当時と状況が変わり手直しが必要な部分も出てきます)。

作りっぱなしで蓄積されるのは勘と経験だけ

リニューアル1年後の報告は自分へのノルマです。リニューアル後もウォッチし続ける。そのことで確実にノウハウが蓄積されるからです。そして検証結果を共有することはクライアントの役にも立つ。まさに一石二鳥。Webサイトを量産しても、作りっぱなしでは蓄積されるのは勘と経験だけ。それも大切だけど勘と経験は再現性が低いのです。再現できるのは自分だけというサービスは嫌なのです。だから、きちんと検証を行い記録を残し、クライアントへのフィードバックを確実に行う。そして、ノウハウを共有し再現していく。

データは共通財産

そう考えているのでリニューアル1年後の報告は必須の仕事です。体感したことは自分だけの強みでしかないと思うのです。すべてデータにできるわけではないけれどできるだけレポートとして残す。そうすることで他の人も利用できる共有財産にしたい。属人化しやすいノウハウを少しでも共有したい。そのために作った資料は捨てずにとっておく。そして必要に応じて共有を繰り返しています。

平凡なアフターフォローに差別化の種

リニューアル1年後の報告にこだわるのはそうした理由があるからです。自分のために行っている仕事なので無料です。それでもノルマにする価値があると思っています。こうした平凡なアフターフォローの積み重ねにも差別化の種が眠っています。やはり大切なのは「知っている」ではなく「できているか」です。納品後のアフターフォローは顧客の離脱を防ぎ、リピートオーダーのきっかけとなり、さらにはノウハウ蓄積、製品開発にも生かせる差別化の源泉なのです。言い尽くされた感のある平凡な事実に価値があります。

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