構造化から始めよう | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治

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2017年6月15日木曜日

構造化から始めよう

おはようございます。
リスティングの設計とサイト設計は本当によく似ています。だからリスティングの設計がきちんとできる人がWebサイトを設計するとながく使えるサイトができ、そうでないと手を加えれば加えるほど迷路のようなサイトになっていく。そういった傾向があるように思います。






その共通とは何でしょうか?それは『構造化』です。全体像を掴み構成要素を整理する。漏れ抜けダブりなく、そして階層的に物事をとらえていく力です。そのうえで構成要素間の関係を理解できていればリスティング設計もサイト設計もうまくいきます。リスティングなら最初に対象となる製品・サービスを必要とする人が使いそうな検索キーワードを漏れ・抜けなく探すことから始まります(広告したいキーワードを探すのではありません)。機械的にキーワードを収集するのではなく、どんな気持ちでそのキーワードを入力しているのか?イメージを膨らませることが大切です。そして、ざっくりキーワードを分けそのグループに名前を付けます(大分類)。それをさらに細かくグルーピングしていく(中分類)、そして必要があればさらに小さく分類していきます(小分類)。そのグルーピングによって構造的にニーズを把握することができます。

そうしないと個々のキーワードに縛られ視野が狭くなりがち。最初は全体像をつかみ徐々にドリルダウンして構造的にニーズをとらえることが大切です。構造化が済んだらようやく設計に取り掛かる準備ができた状態です。ここからクライアントの強み・弱み、市場環境を考慮し構造化したキーワード群を取捨選択していく。グループの数も広告予算に合わせ最適化していく。そのうえで広告文とランディングページを決め、ランディングページからコンバージョンに至るシナリオを検討する。

サイト設計の場合はそれがディレクトリー構造になります。サイトに掲載すべきコンテンツを漏れ・抜けダブりなく網羅し、構造的に分類したうえでディレクトリー構造に落とし込む。そして競合サイトや市場ニーズ、強み・弱みを考慮してサイトの核になるメインコンテンツを決めていき情報の厚みに強弱をつけていく。

感覚的にはリティング設計もサイト設計も同じです。サイト設計のほうが規模が大きいのですが、自分の場合リスティングの設計段階でリスティングに関係ないところまでリサーチを済ませておくので一緒に感じてしまうのかもしれません。

構造化っていってもピンと来ないかもしれませんね。ようするに体系的に分類すること。生き物で例えると・・・生き物には動物と植物と菌類に分けることができ、動物は脊椎動物と無脊椎動物があり、・・・脊椎棒物の中には馬、羊、サル、ひと・・・生き物の分類に似ています。学者ではないので正確には書けませんが・・・

両生類と爬虫類、そして昆虫を同じグループに入れたり、両生類とカエルを並列に扱ったりしないですよね。内製化しているリスティングにはこんな状態のものがよく見受けられます。Webサイトのディレクトリー構造にもこういうことが良く見られます。整理整頓に日頃から気を配る。そういうことが設計力を上げる第一歩かもしれません。

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