ツールの価値を100%引き出せていますか? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年9月14日木曜日

ツールの価値を100%引き出せていますか?

おはようございます。
過去の記録は本当に財産です。丁寧に読み込むことで現場の仕事の進め方や問題点、そして本人の気づいていない良さなどが浮き彫りになってきます。ものすごく頭を使い疲れますが、せっかく忙しいさなか書いてもらった日報。書かれたものを利用しつくそうと思います。

ツールの価値を 100%引き出せていますか?


使ってなんぼ、使いよう

世間にはいろんな日報システムがあります。便利で高機能なツールはすでにあるのです。でも、大切なのは導入しているかどうかではありません。使いこなしているかどうか。ツールがあれば簡単にオープンに情報に接することはできます。ただし、その気があれば・・・、それが問題。いくら会社で問題意識をもってシステムを導入しても現場にその価値が理解されなければ効果は限定されてしまいます。社内に埋もれた成功例、失敗例の数々。これらを共有する。いつでも見れる環境を用意して終わるのか?本気で活用しつくそうとするのか?その姿勢で雲泥の差が生まれます。

やっぱり利用者次第

活用にもレベルがあるのです。誰でも使える環境はあるレベルから、ほとんど活用されていないレベル、一部の人が活用しているレベル、そして組織での活用が定着しているレベル、さらには分析し共有の課題を見つけ対策に乗り出したり、成功パターンを分析し再現性のあるフローを作り出したりするレベルまで様々です。せっかく投資をして導入したシステムです。投資対効果を上げるかどうかは利用者側にかかっている。昨日はそんなことを感じました。

要は問題意識

要は問題意識かなって思います。Webサイトだって同じこと。いくらCMSを導入しても日々の運用レベルによってそのツールの価値には大きな差が出るのです。導入後全く利用されていないCMSに何の価値があるのか?アクセス解析だって同じこと。導入していてもアクセスデータから有益なWebサイト改善のヒントやビジネスのヒントを見つけなければ宝の持ちぐされ。ツールは利用され始めて価値が出るもの。予算を使い導入したツールが使われないまま埃をかぶる。そしてそのことを忘れ放置してしまう。ここにも”やりっぱなし”の弊害が現れます。新しいツールに惹かれ飛びつくのもいいけど、今あるツールを100%活用できているか?時には振り返ることも必要ではないでしょうか。

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