検索キーワード選び5つの失敗 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年7月13日金曜日

検索キーワード選び5つの失敗

リスティングのキーワード選びでよくある失敗を紹介します。

検索キーワード選び5つの失敗

一般ユーザーもよく使うキーワード

自社製品にピッタリなキーワードと思っても、全く関係ない別の意味で使われるキーワードがあります。それに気が付かずに広告を出していないか注意が必要です。例えば、「ピッキング」。このキーワードは物流関係の人から見ると仕分けに使うピッキングシステムをイメージする人が多いと思いますが、防犯のピッキング対策をイメージして検索する人やギターのピッキングをイメージする人も多くいます。このようにキーワードに複数の意味を持つものがあるので、そういうキーワードを検索する人にはターゲットと全く無関係な人が含まれることを理解する必要があります。

ほとんど検索されないキーワード

専門性が高すぎてほとんど検索されないキーワードや長すぎて検索されないキーワードもあります。検索されないので広告も出ず、ほとんど集客できません。省略形のキーワードは?ほかの言い回しは?類似キーワードを探す必要があります。


売り込みたい業界の入ったキーワード

売り込みたい業界がはっきりしてるときによく見かける例です。例えば自動車業界に売り込みたい場合に「●● 自動車」「カーエレクトロニクス」などのキーワードで広告をする例です。すべてのケースでNGではありませんが、ユーザーが検索しないことの多いキーワードです。自動車メーカにつとめるエンジニアが仕事で情報を探すときはもっと専門性の高いキーワードで検索するのだと思います。例えば、センサーメーカーが自動車業界に売り込みたいといって「車載センサー」これならまだわかりますが、「センサー 自動車」「車 センサ」と検索するでしょうか?意外とこの手のキーワードに広告する例が多くあります。

キーワードの登録数が多すぎる

クリック件数増加のために大量にキーワードを登録する失敗例です。無尽蔵に広告宣伝費があればそれもアリかもしれませんが、それでもあまり効率の良いやり方とは思えません。関連性の低いキーワードに広告費の多くを費やし重要なキーワードが検索されたときには広告が出ないということもあります。

ビックキーワードをキーワードに選ぶ

ビッグキーワードにこだわるお客様はとても多いのです。それ自体が悪いのではありませんが、競争も激しく入札価格が高いキーワードも多くコストパフォーマンスでシビアに判断する必要があります。ビックキーワード×掛け合わせキーワードでターゲットを適切に絞り込むことも必要です。以上簡単ですがまとめました。



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