Webサイトの目標は売上・利益貢献 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年1月18日金曜日

Webサイトの目標は売上・利益貢献

Web担当者はサイト改善を目指すと思います。アクセス解析データを分析して、ページ改善を行ったり、トピックスを更新したり、新ページを追加したり・・・またSEOやリスティングでアクセスアップ対策もすると思います。しかしWebサイトの目標を設定する企業は生産財業界ではまだ多くありません。そして目標設定する企業も目標がWebサイトの中だけで完結するケースがほとんどです。

Webサイトの目標は売上・利益貢献

業績につながるシナリオを用意する

Webサイトの目標は最終的には何らかの形で「売上」もしくは「利益」に貢献しなければならないと思います。その目標が「売上」もしくは「利益」にどうつながるかというシナリオを用意するべきです。会社や事業部の売り上げ目標や利益目標にWebサイトがどうやって貢献するのか?Web担当者は考えなければなりません。その目標設定ができれば、サイト運営の改善効果を正しく評価することができ、運営予算も計算が立ちます。通販サイトは売り上げに直結するので目標はシンプルでWebサイトだけで完結できます。しかし、問合せを集めることを目標にWebサイトではそれだけで売り上げを上げることができないため、営業部との連携が欠かせません。目標を立てるために次のポイントをおさえる必要があります。

Webサイトの目標設定のポイント

  1. 問合せからの成約率
  2. 問合せからの平均購入金額
  3. リピート購入率
「サンプル提供」「カタログ請求」「見積り依頼」「CADデータダウンロード」などからの成約率などでも構いません。Webの目標が売上もしくは利益にどう貢献し、会社の事業目標にどう役立つか?そのシナリオを来季に向けて検討してはいかがでしょうか?

*この記事では売上中心にまとめましたが、業務効率改善やコミュニケーションコスト削減による利益貢献もWebサイトの目標にしてもいいと思います。

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