リスティングのチェックはインプレッションから | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年4月5日金曜日

リスティングのチェックはインプレッションから

おはようございます。
突然ですが、リスティングやりっぱなしになってませんか?

リスティング広告のチェックはインプレッションから


リスティングを自社で運営する場合、煩雑な作業が煩わしく、登録してしばらくすると何もせず、広告を出しっぱなしにすることが多いのです。そして気が付かないうちに変化が表われます。
  • インプレッション(増減)
  • クリック率(増減)
  • クリック数(増減)・・・
そしてそのためにコンバージョンの減少クリック単価の高騰などのマイナスにつながります。 最初に気にしなければならないのはインプレッションです。(インプレッション・・・広告の表示回数)どのキーワードでインプレッションに変化が出てるのか確認します。インプレッションに変化がなければクリック率など他をチェックします。インプレッションに変化があったら、Googleトレンドを使ってキーワードの検索トレンドを調べます。検索回数が長期的に減少傾向なのか、上昇傾向なのか?市場ニーズの傾向を押さえます。インプレッションの増減が市場ニーズの変化が原因であればリスティング運営の問題ではありません。そうでないときはリスティング運営で改善できることがあります。次にチェックするのはキーワードツールを使ってキーワードの月間検索回数を調べます。そしてインプレッションと比べるのです。例えば、「プリント基板」「基板設計」「pcb 基板」の3つのキーワードで広告したと仮定します。
  1. プリント基板・・・インプレッション10,000
  2. 基板設計   ・・・インプレッション10,000
  3. pcb 基板  ・・・インプレッション10,000
月間検索回数と比較すると
  1. プリント基板・・・インプレッション10,000 月間検索回数3,600
  2. 基板設計  ・・・インプレッション10,000 月間検索回数9.900
  3. pcb 基板  ・・・インプレッション10,000 月間検索回数22,200
プリント基板のキーワードは広告が表示され過ぎたことが分かります。関連のないキーワードに広告が出てる可能性があるので検索クエリを調べ不適切なクエリを見つけたら除外設定を行う必要があります。基板設計の場合は概ね問題がないのでクリック率などほかの項目をチェックすることになります。そしてpcb 基板はインプレッションが足りない状態です。予算が足りないか?キーワードの競合性が高くのか?品質スコアの問題か?さらに掘り下げて対策を打つ必要があります。リスティングで最初にチェックするのはインプレッションです。業務の合間にリスティングを運営して手がかけられないなら、インプレッションの変化だけでもチェックしませんか?



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