費用対効果の悪い新規開拓をなぜ続けるのか? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年8月21日水曜日

費用対効果の悪い新規開拓をなぜ続けるのか?

「予算があるお客様を連れて来てくれたら・・・」「アポイントさえ取れれば・・・」「商品さえ見てもらえたら・・・」営業(経営者)がこんな風に考えたら厳しいと思います。新規開拓はきっかけ作り、特に集客が重要です。まず集客に全力を尽くさなくてはなりません。

費用対効果の悪い新規開拓をなぜ続けるのか?


集客ができて、はじめて次のステップに進むことができます。しかし、質の低い集客や嫌がる人を無理やり集めても意味がありません。集客をするためには、何度も試行錯誤を繰り返し一つずつノウハウを貯めるか、ノウハウを持つ人に教えてもらうか、外注してプロのノウハウを買うか選ぶ必要があります。(商社や営業アウトソーシングなども含めて)これはWeb集客もイベント集客や営業集客も一緒です。集客も一種の技術と考えてもいいのかもしれません。お客さえ連れてきてくれたら・・・というのは無しです。いかに集客するかに気を配ることが製造業にも求められると思います。集客は専門性の高い大切な仕事。付け焼き刃ですぐに成果が出ることは少ないのです。集客がうまく行く生産財メーカーでも成果が出るまでに非常に長い試行錯誤を繰り返すことが多いのです。はじめからうまく行くことは稀だと思います。新規開拓は短期的に考えると効率も悪く、費用対効果も既存客の深耕開拓の方が圧倒的に高いのですが、それでも新規開拓を続ける企業がなくならない理由を時には真剣に考えてもいいかもしれません。

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