アウトソーシングとコラボレーションで全体最適 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年12月19日木曜日

アウトソーシングとコラボレーションで全体最適

おはようございます。
昨日は勉強会に参加しました。話を聞いて「理想を描き、現実とのギャップを埋めてく」ということを考えました。理想は本当に遠くにあり、現実とのギャップに気が遠くなりますが、一歩ずつ進もうと思います。

アウトソーシングとコラボレーションで全体最適

マーケティングは全体最適化がポイント

製品を作ってから販売するまでの活動の最適化がマーケティング活動です。けっして宣伝活動や調査活動がマーケティングの全てではありません。「研究開発」「製造」「販売」一気通貫で最適化できることが理想です。いくら研究開発が強くても品質が安定しなかったり、無駄なコストを垂れ流してたら競争力のあるものづくりはできません。またいくらQCDに磨きをかけてもお客様を見つけ販売する力がなければ売り上げは上がりません。製造と販売が強くても研究開発に出遅れると強みを維持することはできません。儲かる製造業は「研究開発」「製造」「販売」のうち1つが強みになって、ほかの2つの平均的な水準を保つことが多いように思います。3つのうち1つの弱みが全体の足を大きく引っ張るので強みも重要ですが、バランスも必要です。

弱みの克服にはアウトソーシングが有効

製造業には技術はあっても販売が苦手な会社が多くあります。販売がボトルネックになる場合、自社営業を強化する方法もありますが、販売代理店と上手くつきあって販売力を補完して業績を上げる開発会社も多くあります。また、顧客ニーズを熟知した技術商社が商品企画を行い製造をアウトソーシングして自社ブランドを立ち上げることもあります。「研究開発」「製造」「販売」自社の実力を冷静に分析し弱み克服を自社単独で行うか、アウトソーシングを利用するか考えなくてはなりません。自前主義にこだわることも悪くありませんが、大手企業であっても全て内製化せずアウトソーシングを利用してるのです。中小製造業にはアウトソーシングも必要です。

コラボレーションで強みを倍増させる

自社の得意とする技術分野に磨きをかけ専門特化することは中小製造業が得意とする選択肢の一つです。自分の強みは常に磨く必要があります。そして積極的に情報発信して自社をアピールする必要があります。そして、強みを新しい分野に生かすチャンスを模索するのです。強みを倍増させるにはトップメーカー同士のコラボレーションが有効です。技術力があるだけでは儲かりません。自社の技術をもっと有効に活用できないか?どの技術と組み合わせたら面白いのか?アンテナを張っておく必要があります。

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