市場規模から集客予算を考える | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年2月12日水曜日

市場規模から集客予算を考える

おはようございます。
新しく始めたリスティングの集客が好調でホッとしてます。しっかり設計したリスティングなのでこれから色々とサイト改善のネタも見つかりそうです。提案したことは売れる製品とリスティングの予算のギャップを埋めるでした。市場規模や売り上げと集客予算のバランスを見直すことで問合せが30%増えました(予算総額は変えてません)。

市場規模から集客予算を考える

市場シェアを意識する

何事も基本は大切ですが、上手くいかないときは基本の見落としがあるものです。相談を頂くと多くの場合、基本の見落としが見つかります。市場シェアも典型的な基本ですが、多くの場合見落とされてます。厳密なデータでなくともいいのです。意識する同業者が何社くらいあるのか?そして平均的な売り上げはどの程度なのか?ざっと調べておく必要があります。そして市場が伸びるのか、縮小するのか?概算でいいので数字でつかむのです。モニタリングする企業を決めたら、一度調べたら終わりではなく、毎年データを更新し推移を見ることが大切です。

売上と顧客数をチェックする

市場全体の動向は厳密に把握できませんが、自社の売上であれば正確な数字がつかめます。製品別の売上と顧客数はデータ化し管理する必要があります。自社の売上データを他のデータと組み合わせたり比較すると課題発見のヒントになります。月別売上は季節要因や大口商談の影響が大きく、変動幅が大きいので、直近1年間のデータを売上合計と顧客数を1か月ごとに更新してグラフにすると変動の波が小さくなり、一目で本当の傾向がつかめます。

集客予算を考える

売上や市場規模は「現状」です。そして来期の目標とのギャップを元に予算を考えます。当たり前のことですが、売り上げ増を目指さないならば予算も現状維持もしくは新規集客はあまり必要がありません。しかし、実績が目標に足りないなら、対策を検討し実行する必要があります。

まとめ

当たり前なのにできてないこと。マーケティングでも多いように思います。「市場規模を定期的にチェックして自社の売り上げと比較する。」そんな当たり前のことをアクセス解析やSEO、リスティングに取り組む前にやってみませんか?

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