安易なキーワード追加でパフォーマンスが落ちるリスティング | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年2月21日金曜日

安易なキーワード追加でパフォーマンスが落ちるリスティング

おはようございます。
今日の記事は自社でリスティングを運用する人に見て欲しい内容です。

安易なキーワード追加でパフォーマンスが落ちるリスティング

予算状況の把握を忘れない

自社でリスティングを運用する企業は少額予算のケースが多いように思います。1日に使える広告費を設定すると思いますが、その予算を使い切ったか、それとも余ってるか?予算状況の把握をすることがキーワードの追加の前に必要です。広告をなるべく機会ロスなく出せるように広告費を調整するのが理想です。しかし、現実には予算に限りがあり理想的な広告費を確保できないこともあります。そのときはキーワードに優先順位をつけて予算を効率的に使う必要があります。

予算が余る場合

キーワードの追加は効果的です。新しい切り口のキーワードを試しましょう。新しいキーワードを増やし過ぎて予算が足りなくなることに気をつければ問題はありません。

予算が足りない場合

キーワードの追加にあまり意味はありません。新しいキーワードのクリック分だけ既存のキーワードの広告予算が減ってしまうからです。ビジネスにつながりやすい優先順位のキーワードは始めに登録してることが多いので、追加キーワードを登録するとパフォーマンスは落ちることもあります。既存のキーワードで効果の出てないものと新しいキーワードを入れ替えれば意味のあるキーワード追加になりますが、どちらにしても効果は限定的で大勢に影響が出ることはほとんどありません。

まとめ

リスティングと始めるとキーワードばかりに意識が集まりがちです。しかし、限られた予算の中に大量のキーワードを追加で登録しても、かえって悪影響が出ることもあります。効果の期待できない作業に時間を取られ過ぎてないかチェックしましょう。



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