PDCAが自然に回るちょっとしたコツ | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年4月22日火曜日

PDCAが自然に回るちょっとしたコツ

おはようございます。
今週はめい一杯仕事してすっきりした気持ちで連休を迎えたいですね。これまでにお付き合いしてきたクライアントを見ていて、うまくPDCAが回っていく企業にはある傾向があるように思います。

PDCAが自然に回るちょっとしたコツ

仮説を元にまず行動

PDCAが自然と回る企業は経験のない新しいことにチャレンジする時、仮説を元にまず行動するように思います。仮説もなくおいしそうなものに飛びつくわけでもなく、仮説の精度を上げるために調査に時間をかけるわけでもありません。仮説を見つけたらまず行動して結果を見て微調整すればいいという考えの企業が多いのです。考えのない失敗は嫌いますが、それでも失敗=チャレンジととらえ失敗に寛容な態度を示すことが多いように思います。「初めてのことは上手くいかない」そのことを前提に行動しているのです。

小さなことから手をつける

効果を最大化するには、もっとも影響の大きな問題から取り組むことが正解のように感じます。しかし、実際には大きな問題から取り組むとかえって一歩も前に進めないことがあります。どこから手をつけて良いか分からず、今まで通りの慣れた仕事の進め方に戻ってしまうのです。PDCAサイクルを回すのに慣れるまでは小さいことから手をつけるのが現実的です。簡単にできそうなことリスクの少ないことから始めて小さな成功を積み重ね徐々に難しい大きな課題にチャレンジするのです。

最初から完璧を目指さない

新しいことを始める時、いきなり完璧な成果を目指さないこともPDCAを回すコツだと思います。新しい試みには失敗がつきものです。完璧を目指して失敗するとモチベーションが落ちてしまい、再度チャレンジすることをあきらめることにつながります。1回目より2回目、そして3回とチャレンジを重ねて少しずつ良くなるイメージを持つことが大切です。いきなり完璧に成功するのでは発展性がありません。改善の余地があるほうがかえって成長の種が見つかります。

まとめ

PDCAサイクルを回すのはちょっとしたコツがあるように思います。最初のうちは簡単なことリスクの少ないことから挑戦し、失敗することを前提にいきなり完璧を目指さない。そんな姿勢が大切だと思います。

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