誰がWeb担当になってもいいように情報共有する | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年6月2日月曜日

誰がWeb担当になってもいいように情報共有する

おはようございます。
暑い日が続いているので夏バテにならないよう気をつけ1週間がんばります。これから新規のお客様のWebサイトを複数並行して企画することになりそうです。どのような意図でリニューアルを企画したか誰が見てもわかるようにしておきたいと考えています。ノウハウは隠すより共有したほうが良いことが多いように思うからです。

誰がWeb担当になってもいいように情報共有する

Googleアナリティクスのデータを共有する

まずはGoogleアナリティクスのデータを共有しましょう。ほぼ半数の生産財企業ではGoogleアナリティクスを導入しています。しかし、Web担当者が閲覧権限を持たないケースや制作会社がクライアントに黙ってアクセス解析を導入しているケースもあり、Googleアナリティクスが入っていても活用されていないことがあります。そして活用されているケースでも管理者が一人で社内で情報共有ができていないケースが多くあります。Webのアクセスデータは会社の財産です。一人にアクセス権限を集中せず、複数の人間がアクセスできる環境を用意することが必要です。

サイトマップは古いものも取っておく

誰がWeb担当になってもいいようにサイトマップを残しておくことが大切です。最新のサイトマップは当然ですが、古いサイトマップもできるだけ捨てないようにしましょう。古いものと比較することでどのようなリニューアルが行われてきたのか把握することができるからです。リニューアルした時に前のサイトマップを保存しないケースが多く、どういう意図でリニューアルしたのか?どこをリニューアルしたのか?忘れてしまって分からなくなることを防げます。ひとりにWeb担当を任せている会社ではノウハウや記録がブラックボックス化しやすいのです。リニューアルごとにサイトマップを残しておくだけでもいざというときに役立ちます。

ディレクトリマップを活用する

ディレクトリマップとはすべてのWebページをまとめた一覧表です。ページID、ページ名称、ページタイトル、ディスクリプション、hタグ、ページ階層、アドレスなどで構成されます。ディレクトリマップはサイト制作時に使われるものです。ディレクトリマップを活用する企業は多くありませんが、サイトリニューアル後に残しておけばSEOの基礎資料として役立ちます。SEOの内部対策に合わせてディレクトリマップを修正し、残していくことでこれまでにどのような対策を打ったのか、だれが見ても分かる状態にすることができます。

まとめ

過去のアクセスデータ、サイトマップ、ディレクトリマップが残っていたら、これから何をすべきが考える時間の節約ができます。そして改善のために仮説の精度も向上します。


この記事もおすすめ
キーワードプランナーの使い方で気をつけること
ライバルサイトを簡単にチェックする方法

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加