新規Webページの貢献度をモニタリングする | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年1月14日水曜日

新規Webページの貢献度をモニタリングする

おはようございます。
製造業ではよく新商品の売上比率を定期的にモニタリングしています。それは研究・開発の成果を測る重要な指標の一つです。Webサイトも同じように新しく作ったコンテンツがどのくらいWebサイトに貢献しているかモニタリングしてもいいのではないでしょうか。苦労して作った新しいページです。しっかり検証して次につなげるべきです。

新規Webページの貢献度をモニタリングする

ページビュー

Webサイト全体のページビューに占める新規ページの割合をモニタリングして新規ページの貢献度を測ります。このブログの場合2014年に投稿した新規ページが全ページビューの33.94%ありました。ほぼ毎日更新しているブログなので新規ページの貢献度は高くなりますが、定期的にこの指標をチェックして新しいページが役に立っているかどうかの判断に役立てています。ブログの場合はディレクトリで簡単に新規ページが分かるのですぐに確認できます。Googleアナリティクスのメニュー「行動」のなかの「ディレクトリ」でチェックするだけです。一般的なWebサイトの場合は新規に公開した日付を記録しておいて新規ページと既存ページに分けるひと手間がかかるので少し大変ですが、新規ページの評価には役立ちます。以下は2014年1年間のこのブログのデータです。

ページビュー比率

  • 2014年に公開したページ:33.94%
  • 2013年に公開したページ:23.04%
  • 2012年に公開したページ:19.69%
  • 2011年に公開したページ:3.21%

投稿記事本数

  • 2014年に公開したページ:236本
  • 2013年に公開したページ:347本
  • 2012年に公開したページ:350本
  • 2011年に公開したページ:106本
ブログなので新しい記事の方が読まれるのは当然ですが、更新をさぼったらどうなるか容易に想像することができます。

ランディングページ

Webサイト全体に占める新規ページのランディングページ数の割合も見る必要があります。このブログの場合は35.77%です。セッション数の比率は38.53%と高い比率になっています。新しいコンテンツを公開することで確実にランディングページが増え、集客に貢献していることが分かります。更新の少ないWebサイトの場合新規ページの貢献度が低く、トップページ以外のランディングページが少ないことが多いのです。集客をトップページに頼ったWebサイトは成長性が低くなりがちです。サイトへの訪問が停滞することにつながり易いのでチェック項目に加えてもいいでしょう。一度のチェックで終わらせず同じ視点でモニタリングし続けることが大切です。定期的に新規ページの貢献度をチェックしてコンテンツ作りに役立てることをお勧めします。

まとめ

とても簡単な分析ですが、1年に1回の確認を続けるだけでもWebサイト運営の評価に役立ちます。コンテンツマーケティングに興味がある人はチェックしてみましょう。

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