検証方法のないアイデアはボツにする | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年11月26日水曜日

検証方法のないアイデアはボツにする

おはようございます。
Webサイト活用や改善にアイデアは必要です、そして実行はもっと大切です。しかし、検証のない実行は無責任になりがちです。それでは思いつきと大差なくなってしまいます。せっかくのアイデアです。一緒に検証方法もセットで考えておきましょう。検証方法のないアイデアはボツにするくらいでないとWebサイトのPDCAは回りません。

検証方法のないアイデアはボツにする

検証のない正論は空論

すべての仮説を検証できるわけではありませんが、責任を持って成果につなげる意思があるならアイデアの実行方法と同様、検証方法も事前に決めておかなければなりません。「きっとそうだと思う」「そうに違いない」・・・それではノウハウの蓄積も成功の再現もできなくなってしまいます。検証の出来ないことに効果検証や改善はないのです。「上手くいったけど、次は分からない。」それではいつまでも同じことを繰り返すことになりかねません。仮説を立てたら、その根拠をデータを元に示し、検証方法も事前に決めておけば、仮説が正しいかどうか、そして間違っていた時はその原因をつかむ手掛かりになります。着実にノウハウを溜めることを優先するならアイデアの実現方法とセットで検証方法も用意すべきなのです。

事実を示すと行動に繋がる

良いアイデアを思いつくだけでは不完全なのです。できるだけ根拠となる事実をデータで示すようにしましょう。そしてアイデア実行後どうなったら成功か、共通認識を持つことが大切です。結果の検証はだれが見ても判断がブレないように、明確な目標を決めておくことが理想です。勘と経験も大切ですが、それだけで関係者が新しいチャレンジを受け入れるとは限りません。事実を示すデータで納得することでまわりの協力を得やすくなるのです。

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